環境と愉悦に浸る|ニケンハウジング

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n01ポルシェの似合うスタイリッシュなファサード。

ストレートラインが印象的な外観デザインに。

n02クルマ好きのKさんが欲しかったのは、ビルトインガレージのある家。ニケンハウジングの見学会で見た住宅がそのイメージをさらに深めてくれたそうです。同社の地元、名古屋市近辺は自動車関連の企業が多いこともあり、ビルトインガレージはお手のもの。「私自身が車やバイクが好きなので、積極的に提案しています」。丹羽八州男社長はこう言って笑います。南の前面道路に向き合った外観はシャープなラインで構成されたモダンスタイル。外壁の白いALCボードが印象的です。「当社では阪神淡路大震災の教訓を生かし、防災面に特に注力しています。延焼防止のため、ALCボードは標準仕様にしています」と丹羽社長。SE構法も12年前から採用。「スケルトン& インフィルに基づいた空間構成をしやすい」と評価しています。1階には2台分の車庫を用意。建物の南側は車庫の出入り口のほか、玄関、1、2階の掃き出し窓と高窓といった具合に多くの開口部が設けられています。耐力壁に遮られずにこれほどの壁面が自由に利用できるのはSE構法ならでは。2階のLDKでは、夏の直射日光をほどよくカットする庇に守られながら、これらの開口部から暖かい日差しを取り入れています。シンプルなデザインの中にも防災、エコ、趣味性など多くの要素が盛り込まれた住宅に仕上がりました。

風の流れを計画した室内は快適な空気環境に。

伸びやかな開放感に包まれた生活空間となりました。

n032階のLDKは約20畳。勾配天井による吹き抜けがあるため、実際の床面積よりも広々としています。洗面室や浴室、トイレなどの水回りのほか、納戸、食品庫といった機能を北側にまとめ、リビングや寝室などの居室空間を大きく確保。リビングの南側には13mの間口いっぱいにバルコニーを設置しました。掃き出し窓と高窓を通じて、明るい日差しと戸外への広がりがいっぱいに取り込まれています。

「NCNのセミナー等を通じてSOWE Design を学んでからは、通風や採光などにおける設計の工夫について積極的に提案しています」と丹羽社長。南からの採光を図る一方、K邸のある地域は冬に厳しい北風が吹くため、建物の北側は最低限の開口部のみに抑えました。逆に夏場は階段スペースを通じて、南へ風が抜けるようにしています。地域の気候に配慮した設計です。リビングに設けたロフトの下部は、寝室側から使う押し入れに。現在、ロフトは特に用途が定められておらず、空間の高さを意識させる格好のアイテムとして、リビングのアクセントになっています。

「SE構法は耐力壁による制限に悩まされないので、間仕切り壁もこのように自由に利用できるのもいいですね。当社では、お施主様のライフステージの変化に合わせてリフォームできるよう、個室間の間仕切りに耐力壁が入らないように意識して、設計に取り組んでいます」。丹羽社長の目指す家づくりの方向性は、K邸でも過不足無く反映されているようです。

使い勝手や快適性を配慮した設計・造作の工夫が随所に。

n04以前はベンツのワゴンに乗っていたというKさん。家づくりの打ち合わせが始まって、ビルトインガレージが実現することになって、「そんな空間が持てるなら」と刺激を受け、空冷式エンジンのポルシェを探し始めたといいます。

「せっかく家の中に愛車を入れられるなら、生活の場でも身近に感じたいですよね。私自身、ガレージに住みたいくらいです(笑)。車庫と玄関を1枚のガラス戸でつなぐというアイデアは、そんなところから生まれました」と丹羽社長。そのほかにも階段下のシューズクロークはオープンな棚にして靴のデザインを楽しめるようにしたり、寝室と接する位置に書斎を設けたり、と要望に対して設計や造作の工夫を積み重ねていくことで、施主の満足度を高めています。

「丁寧にヒアリングして、愛着を持っていただける家になるように心がけています。家の寿命を長くするには、構造などのハード面も重要ですが、お施主様の思い入れから生まれるメンテナンスが欠かせませんからね」と語る丹羽社長が眺めるK邸の庭は、実はご主人自らが施工したもの。

「クルマのほかにもガーデニングが新しく趣味になりました」。そう話すご主人の笑顔には、確かな充実感がみなぎっていました。

施主様コメント

「以前は週末になると外出していましたが、この家に住んでからは、クルマや庭をいじるので忙しくなりました(笑)。丹羽さんは、言葉では伝えきれない私たちの気持ちなどをよくくみ取って提案に盛り込んでくれたと思います」(ご主人)

「夏も風が心地よく吹き抜けるので、涼しく過ごすことができました。LDKのエアコンもほとんど使いませんでしたね」(奥様)

設計・施工 ニケンハウジング株式会社

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