〜プロジェクトへの挑戦〜 異形の超高層ビル/赤坂プリンスホテル 【コウゾウノハナシvol.013】

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創造的なエンジニアになろう(7)

〜プロジェクトへの挑戦〜 異形の超高層ビル/赤坂プリンスホテル

 


 

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akasaka雁行したV型平面を持つ超高層ホテルで、当時、異形の超高層はどこにもなかったが、鹿島は総力をあげてこのプロジェクトに挑戦することになった。

憧れの丹下先生との出会いだった。
ある日、丹下研究所に打ち合わせに行ったとき、丹下先生が「客室の配置と構造が整合していない」と所員を叱ったことに強い衝撃を受けた。それ以来、建築と構造は整合性を保ち、空間を形つくるトータルの合理性の中にありたい、と考えるようになった。雁行した骨組は意外な効果を生んだ。水平力に直交する梁が同時に働いて立体効果を発揮し、全体の曲げ変形を抑制に寄与したのである。

丹下先生が挑戦した形態的ジャンプは、構造の合理性を崩さずに実現したのである