fujimura_ira

藤村龍至 MAKEHOUSE Concept

Share on Facebook0Tweet about this on TwitterPin on Pinterest0Share on Google+0

「柱と梁の家」 藤村龍至

S E 構法の原点に戻り、必要なパーツを見直し、柱と梁の2種類に。

室内に現れる大黒柱が、新しい暮らしのよりどころになります。

 SE構法の原点は、柱と梁のみによるきわめてシンプルな構成にあります。部材の寸法をうまく規格化できれば、架構の強さと美しさを活かした現代の「家らしい家」を提示できるでしょう。
 家のつくり方をよりシンプルにしたいと思います。今回の提案でも、最も使いやすい3000-3600の平面スパン、高さ3000を基準とし、構造材の寸法を同一断面にしてしまうことで、パーツを2種類にまで減らすことができました。
 金物が出てこない架構を露出させることで、日本人にとっての家らしい家を提案しています。家の中心に落ちる一本の大黒柱は暮らしの拠り所となり、新しい家族のシンボルともなります。