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長坂常インタビュー vol.001

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「つくる家」 長坂 常

SE構法の原点に戻り、必要なパーツを見直し、柱と梁の2種類に。

室内に現れる大黒柱が、新しい暮らしのよりどころになります。

シンプルな躯体を買ったら、後はつくりながら住む。建築家・長坂常の「つくる家」は、‘セルフビルド’でつくり込める家の提案です。高い性能をもった躯体の上に、住み手が思い思いの空間をつくりながら、自分たちの生活を見つめ直したり、将来を想像したりすることで、新しく、豊かな暮らしへとつながっていきます。そんなセルブビルドを助けるパーツとして、木のアングルがとても重要な役割を果たします。T字型やL字型のアングルは、立体的にものをつくるときに便利な部材。一般的にアルミや鉄製ですが、木製ならのこぎりでカットでき、釘やビスを打つことができます。何よりも住空間になじみやすく、きれいに仕上がる点も魅力です。「つくる家」では、木アングルを梁と床に固定して、棚やロフトを取り付けています。