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中山英之インタビュー vol.001

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「大中小の家」 中山英之

巨大なテーブル、大きなテーブル、ふつうのテーブル。

大きな屋根の下で、家具を並べるように生活の場をつくる。

大きさの異なる3つのテーブルを使って、家をつくってみてください、と言われたらどのようにつくりますか? 中山英之さんの「大中小の家」は、巨大なテーブルとふつうのテーブル、小さなテーブルを重ねるようにして家を表現しています。 たとえば小さいテーブルは、置くだけでそこにひとつの小さな家ができます。それを覆うように中くらいのテーブルを置くと廊下ができたり、2階ができたりします。大きなテーブルは外壁の役目。従来の間取りの考え方を覆す、斬新な発想ですが、テーブルは家具ですが、ひとたび人が中に入れば家具ではなく空間になるという、居住の本質に迫る提案といえるでしょう。