オーガニック・スタジオ株式会社自然と共生し、時とともに、美しさを醸す200年住宅を凝らす

自然との調和を図る家をづくりを目指す同社は、3年前からそのコンセプトを標榜する社名『オーガニック・スタジオ』に改称した。

 

私たちが提供するのは“時とともに、美しくなる家”です。年を重ねるごとに愛着や価値が生まれる家。

 

そのためには、強度や耐震性はもちろんですが、住み心地の良さをもたらしながら、年を経るごとに素材が味わい深くなっていくバランスのとれたデザイン性も重要です。木材や珪藻土、漆喰などの自然素材を採用したり、光や風、建物の周りの植栽や庭の緑がもたらす四季の姿など、自然の力を借りる家づくりをしています」(トータルプランナー・藤岡正洋さん)

 

 

こうしたコンセプトが高く評価され、埼玉県で初めて創設された『埼玉県環境建築住宅賞2009住宅部門』において、同社が手がけた環境共生型住宅地『けやきエコビレッジ』に建つH邸が、今年2月優秀賞を受賞した。また200年住宅、長期優良住宅への取り組みは全棟に渡っているという。

 

 

_C2Y2957.jpg200年住宅で、昨年7月に竣工したK邸は、その補助金で、建物をより大きくすることができた。Kさんは同社に依頼した理由をこう語る。

 

「ハウスメーカーや埼玉県内の工務店など数社を見学したなかでも、個々の住宅ごとに構造計算をしているSE構法を実践していて、数字に裏付けられた強度や耐震性が信頼できたのはオーガニックさんだけでした。外断熱、自然素材を使う三牧社長の家づくりの考え方や担当の藤岡さんの質問に対する誠実な対応、住宅のデザイン性など、自分たちにとってバランスがいいと思ったからです」(Kさん)

 

明るく収納力のある家という要望も、大空間・大開口とスケルトン&インフィルを実現するSE構法によってかない、Kさん家族は満足そうだ。

 

 

同社は、昨年5月にさいたま市見沼区にモデルハウスをオープン。自然や環境とつながりながらエアコンがなくても快適に過ごせる家を体感できる。今後は、家づくりを考えている人たちとのコミュニケーションの場として大いに集客したい考えだ。

 

オーガニック・スタジオ株式会社

埼玉県さいたま市見沼区大和田町1-332-9

TEL:048-687-0995

 

--取材こぼれ話し------

kankyojyutakushou.jpg3月8日より、住宅エコポイントの申請受付がスタートするなど、環境に優しい家づくりが推進されています。埼玉県では、エコ住宅の普及を図るために、「埼玉県環境建築住宅賞」を創設し、昨年募集。今年2月に第1回受賞作品を決定しました。

応募総数52作品中、最優秀賞は自然の恵みを生かした住宅と、省エネ機器を活用して省エネ性能を追求した住宅の2作品が選ばれ、次点として3作品が優秀賞に、一般の人気が高かった住宅を特別賞に。

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その優秀賞の1作品に、NetWorkSE vol.91登録店探訪で紹介した、「オーガニック・スタジオ」の手がけた「クヌギの家」が選ばれたのです。

クヌギの家の評価は次のようなものでした。

 

 

 

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「ケヤキの木をランドマークシンボルにして囲んだ数戸の木造住宅群が快適な住環境を形成している点が、単体の住宅とは違った面で評価された。スケルトンインフィル(構造材を長寿命に、内装仕上げ材は適宜更新改修する仕組み)を意識したLCCO2 配慮もなされている

 

クヌギの家は、やはり同社の手がけた「けやきエコビレッジ」という集落の1軒で、けやきエコビレッジそのものがエコ環境を形成しています。敷地内の樹木や住宅の配置の工夫と、陽光や風などの力を借りることによって、自然と人にやさしい家を実現したものです。

 

 

受賞した同社に感想を伺いました。

 

Hsama2.jpg「自然の力を借りる事で、環境にも人にもやさしい暮らしができる事を、多くの人に知ってもらえたらと思いました。当社以外に、こんなにも多くの会社が、環境に配慮した家づくりをしている事がとても嬉しく、家や住む人、環境について真剣に考えているのが伝わってまいりました。近い将来、埼玉県が緑あふれる街でいっぱいになるのを楽しみにしております。当社も他の会社さんに負けぬよう、日々勉強し頑張っていきたいと思います」

 

Hsama3.jpg埼玉県知事からの総評もまた「省エネ化の新技術が生かされているだけでなく、光や風を取り入れ、自然と共に暮らす心地よさが伝わってくる住まいが多かったのが印象的」というように、自然と共生する本来の日本の家の良さを今一度、思い起こすことが、エコな家づくりのヒントではないかと思いました。