「分譲で建てる 都会の語らい」 (有)カオル工務店

今回の取材で特筆すべきは、カオル工務店「現場大好き社長」柴崎さんの現場に望む姿勢。建築畑に育った三代目である柴崎社長は、自らゲンノウ片手に屋根に上り、作業着を着て建築現場に通う姿は生き生きとしています。

 

 カオル工務店のモットーは「美遊創」「より美しく少しの遊び心を持って創造する」をコンセプトに、特に構造を重視したONLY-ONEの住宅提供を目指しています。

  

 

 志茂プロジェクトは、この「北区志茂」7棟の分譲戸建て住宅として、「商品住宅からしつらえる住まいへ」をコンセプトに掲げてスタートいたしました。

 

今回取材した「志茂プロジェクト」は、SE構法はもとより、木の外壁(ウィルウォール)、エコジョーズ(エコノミー&エコロジー)など、構造から設備、細部の部材に至るまで、こだわりに満ちており、住宅を建てるという「人生の大きな仕事」に取り組み、施主のお手伝いをさせていただくという施工者としての熱い思いが伝わってきます。

 

 

shimo-5.jpg SE構法でひとつの『街』を作り、周辺環境にインパクトを与え、環境重視の家作りが新しい不動産価値を生み出すということをテーマとしました。都会では、法規制、経済性などの諸条件が先立ち、設計者・施工者のもの作りへの思いと、事業者の優先する利益性との葛藤が常に存在しています。それらを制して、「しつらえる住まい」を作り上げることを志した格闘の緊張感がこのプロジェクトには感じられます。

 

さらに、街づくりというイメージを持って進められたことが、同じ住宅が立ち並ぶのではなく、住宅一軒一軒に商品的価値を持たせることに繋がりました。設計者・施工者・事業主の相互努力が家づくり、街づくりとして結実し、住む人にも伝わる事が結果として住宅販売促進につながるのではないかと感じました。

 

 

 

今回のプロジェクトに見られるように、住宅の質を問うときにSE構法は、従来の構造上、設計、施工上の問題点や整理できることで、大空間の開放感やさまざまな空間の構成を展開することが容易になる工法だと柴崎社長は言われます。

 

SE構法の建物を都市部で街並みとして見えることが出来るのは、諸条件を乗り越えて分譲住宅に住宅としての価値を持たせることに葛藤した柴崎社長の建築士として、プロデューサーとしての姿勢によるものだと思います。「しつらえる住まい」で街並みをつくり上げる大きな力量を感じさせる工務店です。

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