株式会社中央設計

試行錯誤を繰り返してチラシ製作の方向が見えてきました。

「最初のうちは下手でしたね」

そう苦笑しながら語るのは中央設計の鈴木伸好代表取締役である。(中央)下手だったと言うのは“チラシ作り”のことだ。同社のチラシはすべて鈴木さんが製作しているのだが、当初は何しろ反応がなかったのだそうだ。

「僕自身、SE構法は最高の躯体だと思っていますから、広告でもその気持ちを素直に、前面に出して謳ったんですよ」

たしかにチラシには大きな文字で“大きな安全 大きな安心を”“圧倒的な耐震強度の家
SE構法”“安全性能を追求した、木造耐震最強性能の家!”といった言葉が並んでいる。

「でもそれは自分が言いたいことで、家を買おうと思っている人にとっては次の段階の情報。広告で謳うには早いんですよね。だから当然、反応もない。そうこうしているうちに家を買ううえで決定権を持つのは奥様であり、ターゲットにすべきは30代の女性だと気付いたんです。そこで女性が好きそうな真っ白な漆喰の壁を前面に打ち出して、想像力を喚起するような作りに変えた。するとこれまでとは違った層で反応があったんです」

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同社の主要エリアである武蔵野で10万部の折り込みチラシに対して、40組の問い合わせがあったという。またチラシを折り込むために選んだ媒体は、新聞ではなくタブロイド版の地域情報誌。新聞の購読部数が右肩下がりの近年、注目されている媒体である。また新聞と比べて折り込みチラシの枚数が少なく、きちんと見てもらえるという利点もある。

 

「本誌にも同じ内容の小さい広告を載せています。これによって相乗効果が得られたと思っています」

 

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 こうしたチラシは同社のホームページに誘導するためのものでもある。ホームページはチラシとはイメージ的なものはほとんどない。中央設計が伝えるべき、お伝えしたいと思っていることが満載だ。
60ページ以上に渡る膨大な情報が掲載されています。しかしホームページから来店されたお客様は隅々までしっかり読んで下さっている。逆に熟読して頂いているからこそ、とても気軽にご来店下さっていると実感します。」

 

チラシからホームページへの誘導がスムーズに進んだ結果、最近では埼玉県や遠くは荒川区や足立区での施工も増えているそうだ。遠距離ゆえに往復だけでも大変と言いながらも、笑顔を見せた。
次にチラシ広告で打ち出したいと考えているのが、期間延長が決まり、新規開拓が期待できる“5大メリット”だそう。同社は長期優良住宅も手掛けているため、施工面での心配もないと鈴木さんは語る。

 

 

 

基礎やアンカーボルトの進歩は

お客様にとってもメリットです

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  さて、このところSE構法を指名してこられるお施主様が増えているのだとか。

 

「テレビコマーシャル効果でしょうか。SE構法は空間をもっとも効率的に作れる工法ですから、多くの人に採用してもらいたいんです。それと構造の安全性を重要視してくれるお客様が増えてきたことも嬉しいですね」

 また当初はSE構法を知らなかったお客様でも、弊社の打ち合わせスペースにある実物の構造サンプルに興味を持ち、その構造躯体に驚かれて『これは何ですか?』と質問されるお客様が多いのだそう。


DVDを見てもらい、テクニカルカタログで説明するころには『すごいですね』と感心してくれます」

 昨年末に発表された、新しい基礎システムや新型のアンカーボルトについても施工が簡単になったため、コストダウンと工期短縮になり、お客様にメリットを打ち出しやすいと好評だった。これら新技術によって、同社の顧客はさらなる拡大が望めそうである。

「現在、弊社が扱うSE構法は全体の3割ほどですが、将来的には7割くらいまでには伸ばしたいと考えています」


 さて、中央設計が扱うのはすべて注文住宅である。
設計担当の建築士と施工管理の建築士の2名がチームを組み担当する。そのときに社是としているのが、お客様のご希望に対して『それはできません』と言わないこと。それが工務店の魅力であり、大手ハウスメーカーと差別化を図るべき点だと鈴木さんは言う。

「顧客にとっての“お得感”をどう出すのか。彼らにとって満足度の高い家を、できる限り安く提供するための努力もそのひとつだと考えています」

株式会社中央設計
東京都東村山市久米川町4-7-39
TEL:042-390-3651
http://www.cmos-tyuuou.com/