株式会社ユニテ

大手は苦手でも、ユニテは得意とすること。
そこから着想を得て、誕生しました。

 全国で も持ち家率が高い富山県。2008年度の調査で首位から陥落するまで50 年以上も首位をキープし続けたそうだ。また2010 年の統計( 住宅・土地統計調査より)では77.5%と秋田県の78.4%に次いで2 位という結果となっていることからも“ 持ち家” が常識であることが見て取れる。
 そんな状況をユニテの取締役竹内昭夫さんは
 「そこそこの年齢で家がないと、一人前じゃないと評価され るんですよ。普通は結婚する、子どもが産まれるというタイミングで家を建てますが、富山は違いますね」と、家事情を説明してくれる。 「富山県内の年間新 築棟数が約4000 棟、富山市内では約1600 棟が建てられています。施主の多くが富山の気候を分かっている人に建ててほしいと思っている。多くの人が地元ビルダーを希望しますね」
 

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 そんななかでユニテは2009 年に
オリジナルブランド“ マグハウス” を立ち上げた。

 

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  「これまで顧客のわがままを聞くことが弊社のセールスポイントだと思っていました。だから大手ハウスメーカーや工務店が敬遠するような注文内容も多かった ことも確かです。でも不況での新築棟数の落ち込みと共に、他社がそうした顧客を取りこぼさなくなった。じゃあどうやって生き残るのかという決断を迫られた んです」
 そこで、ハウスメーカーや大手の地元ビルダーが苦手としている分野で、ユニテの特異性をアピールしようと考えたのだという。多くの施工会社のなかで、検討先のトップに挙げてもらえるように。そのために誕生したのがマグハウスなのである。
  「まず市場を把握するように努めました。富山市の市場の1%でも取れたら16 棟。これは一般的な工務店としてはかなりの棟数です。一歩引いて、別な角度から住宅を考えたら、ターゲットが明確になり、同時にコンセプトもはっきりし た。ブランド立ち上げの第一歩が、いままで混在していた情報を整理していくことだったんです」
 打ち出されたコンセプトは『いつまでも愛着を持ち続けられる家』。耐 震性の高いSE 構法を採用し、手入れしやすい自然素材をふんだんに使った家である。コンセプトを明確にした結果はまずチラシに現れた。イメージを重視した写真を選び、従 来の構造メインから伝える内容も一変。1 年間が経ち、ようやくターゲットの絞り込みに成功しつつあるという。
 次に欲しいのが“ 実物件” である。
「1 棟目の施主にはムリを言っちゃいましたね。でもこちらも気合いが入ってますから、儲けは二の次にして、とにかくコンセプトがしっかり打ち出せるような家を建てさせてもらいました」

そして2010 年5月。マグハウス初の完成見学会が開催されることになる。

浅く広い商売から狭く深い家づくりへ。
1年半を経て、ようやく感触が見えてきました。

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 初めて開催された見学会。そこで、これまでとは違う状況になったことを肌で感じることになる。
  「これまでも見学会は実施していましたし、集客数自体にはさほど変化はありませんでした。でも来場者の層や質がまったく変わっていたんです。以前は1日に 10 † 20 組来場して、商談に繋がるのは1 件程度。しかしマグハウスになった途端に、4 組の成約を獲得したんです」
 この成果を受け て、2 棟目の完成見学会の際には、従来の追客へのDM 送付をやめたという。初回の追客30 組に絞り、アナウンスを実施。また合わせて15 万部の新聞への折り込み広告を2 週に分けて配布することに。その成果もあり、追客3 組を含めて36 組の来場があり、現在2 組が商談中である。そしてこの5 月には3 棟目の見学会が行われるとか。
 「半年ペースでイベントが開催できるようになってきたので、次はこの 間隔をもう少し縮めていきたいと思っています。そうすれば計画的にできるし、さらに軌道に乗るのではないかと期待しているんですが」と竹内さん。棟数が増 えていけば、試したいことや仕掛けたいと考えていることはいろいろあるそうだが、一歩ずつと決めている。まだまだこれからですと言いながら 「少し明かり が見えてきた気がします」そう顔を綻ばせた。

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株式会社ユニテ
富山県富山市二口町1-2-7
TEL:076-495-9010
URL:http://www.yunite.co.jp/maghaus.html