有限会社たけひろ建築工房

20 代&30 代の家造りに必要なのは、
変更できる可能性を残すこと。

 「社歴は10 年に満たず、平均年齢は約30歳。若さは商売のウィークポイントと考えられがちですが、これこそたけひろ建築工房が他社に勝てる点だと思っています」
 そう語るのが代表取締役 山田雄大さんだ。自身もまだ38 歳という年齢。背伸びをせず、自分が知る世界で勝負しようと、あえて20† 30 代にターゲットを絞り込んだ。そして誕生したキャッチフレーズが“20 代&30 代の家造りブランド” である。
 「いまの若い世代の特徴は、お金はないのに本物志向であること。しかも興味のないことにはお金は使わない。そういう感性を僕らスタッフは共感できるし、共有できる。だから彼らが望む家が建てられるんです」
 資金不足はアイデアで補い、現実的な提案をするように心がけているという。またライフスタイルが決まっていないため、家を作り込むべきではないと考えている。
 「子どもがいるかいないかによって、求められる仕様はまったく違います。将来起こりうる可能性をすべて説明し、それを踏まえたうえで設計しているんです」
 

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  同社は情報発信にフリーペーパーを活用し、年2 † 3 回出稿。また直接来客できない顧客のために、充実した内容になるようホームページ作りに力を入れている。1 棟ずつ丁寧な説明文を入れ、更新頻度も高い。これによりアクセス数は月4000 †5000 と健闘を見せている。一方で異業種である自動車展示会への出展やスポーツイベントに協賛するなど、従来とは違った切り口で潜在顧客の掘り起こしを行ってい るという。

すべてのコミュニケーションが
未来への種蒔きだと思ってます。

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昨年は新築住宅10 棟、新築店舗1 棟という実績がある。現在受注している仕事は、OB の紹介率が高いそうだが、現場では認知率を上げるための努力が重ねられている。
  「工事の際の近隣への挨拶回りは10 回以上、半日で終わるリフォームでも必ず行くようにしています。それにできるだけ広い範囲を回るようしているんです。自然とリサーチや飛び込み営業ができ るし、顔も覚えてもらえますしね。すぐに具体化しなくても、潜在的に意識してもらえれば」
と山田さん。また同社には木工所が併設されており、簡単な棚や椅子などが作れる資材や道具が用意されている。これは若い顧客の生活変化に対応できるようにと考えた結果だそうだが、いまではOB とのコミュニケー

 

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ションスペースになっているという。こんなところも紹介率アップの要因なのだろう。さらにカフェも併設されており、近隣からさまざまな客層が集まるそうだ。
 「実はここでも飲みながらですけど、小さなリサーチ活動をしてるんですよ( 笑)」
 さて完成見学会は新聞の折り込みで告知。年1 † 2 回、2 万部ほど行っており、昨年10 月の集客は103 組だったとか。OBとのコミュニケーションや足で稼ぐ広報活動が実り始めているということだろう。
 「頭の中には、これからやりたいことでいっぱいなんです」
と未来を語る山田さんの笑顔は輝いていた。

有限会社たけひろ建築工房
岐阜県可児市土田5259-1
TEL:0574-28-1790
URL:http://www.likehouse.jp/