SE構法専用プレカットライン新設で九州地区進出

<広報資料>                                               平成21年9月30日

 

NCNSE構法専用プレカットライン新設で九州地区進出

 

-九州地区でのSE構法の市場拡大に向け物流コスト削減と納期短縮を具体化、

また同地区内で住宅ビルダー、工務店向け開示セミナーを開催し登録施工店の増強図る-

 

株式会社エヌ・シー・エヌ

本社:東京都港区赤坂4-8-14

社長:田鎖郁男、資本金:1億円

 

 

全棟構造計算書付きのSE構法を独立系住宅ビルダー、工務店による全国のSE構法登録施工店を通じて供給している株式会社エヌ・シー・エヌ(以下 NCNURLhttp://www.ncn-se.co.jp/)は、九州地区の木材関連業者5社で組織されるランバー宮崎協同組合(以下 ランバー宮崎、URLhttp://www.lumber-miyazaki.jp/)をSE構法指定プレカット工場と認定し、ランバー宮崎のプレカット工場の中に新設されたプレカットラインをSE構法の指定プレカット工場として、9月8日から操業を開始しましたので、お知らせします。

今回、新設するSE構法指定プレカット工場のランバー宮崎協同組合は、延べ床面積3,000㎡のプレカット工場棟の中の1,000㎡の部分を使用してSE構法専用のプレカットラインを設置し、集成材の両側面加工、上下側面加工、間柱・垂木欠き、スリット加工、のぼり梁加工を行います。導入機材は、省スペースと同時にSE構法が得意とするのぼり梁や斜め梁加工といった特殊な加工にも対応し、自由度の高い設計への対応が可能なドイツ・フンデガー社製の「フンデガーK3i」などで、生産能力は月間20棟、設備投資額は、機材導入費やSE構法専用CADと連動させるためのソフトウェア開発費等で、総額およそ1億5千万円。

4名のSE構法専任スタッフが常駐します。また、これにより、SE構法指定プレカット工場は7拠点目となり、九州地区へは初進出となり、これまで関西エリアのSE構法指定プレカット工場が担っていた九州地区向けのプレカット工程を引き継ぐとともに、同地区内の需要増に備えることになります。  

  

【ランバー宮崎 全景】clip_image002.jpg

 

NCNは、自前の生産設備を持たないファブレス方式をとり、プレカット工程は、CAM(コンピュータ支援による生産システム)を導入した指定工場に委託しています。そうした生産体制の下でSE構法は、施主が登録施工店と打ち合わせて作成したラフプランや図面を基にSE構法専用CAD「ウォークインストラクチャー」を使用してプレゼンテーション用のパースを作成し、構造のチェック、施主の最終確認を得ると、「ウォークインストラクチャー」からパースに対応した構造図、プレカットデータを再出力し、それらをプレカット工場にオンラインで送って集成材を加工する工程を一気通貫で行なっています。

このため指定工場は、NCNの品質基準を満たすことに加え、CAM(コンピュータ支援による生産システム)のオンライン接続の環境を備えていることが必須で、現在までにセブン工業株式会社(岐阜県美濃加茂市)、株式会社カナモク(神奈川県座間市)、株式会社岡本銘木店(京都府八幡市)、マルコマ株式会社(大阪府堺市)、株式会社大三商行(千葉県市原市)、株式会社日本住宅構造製作所(栃木県日光市)の6カ所に設けられています。

九州地区については、これまで関西エリアの指定プレカット工場から必要な部材をプレカットし、輸送、供給していましたが、折からの住宅市況もあって、西日本地区の重要課題であった物流コスト削減や納期短縮に早期に着手する必要がでてきたこと、指定工場の要件を満足する木材加工業者が確認できたことから、20093月にランバー宮崎と、NCNのあいだでSE構法指定プレカット工場を設けることで同意が得られ、今回の九州でのプレカット工場の新設にいたりました。

これによりランバー宮崎では、既存のプレカット工場棟の中に1,000㎡のスペース確保し、プレカット用の機材を搬入、設置し、20096月からCAMのオンライン接続を行なって試験運転を開始し、各種設定を終え、安定運用が確認できたため、98日から商用ベースの運用を開始することになったものです。生産体制は、当初月間20棟のペースで稼動させ、最終的には月間40棟まで引き上げていく計画です。

 

【ドイツ・フンデガー社製の「フンデガーK3i」】

clip_image003.jpg 

 

また、九州地区に指定工場を設け、SE構法住宅の部材供給の体制が整ったことから、NCNでは、11月から年末までの期間、同地区で住宅ビルダーや工務店を対象とした「SE構法登録施工店開示セミナー」を行ないます。本セミナーは、SE構法、SE構法登録施工店の機能や役割などを解説するとともに、SE構法登録施工店の資格を取得するための講習会を案内します。まずは、11月から皮切りにセミナーを開催し、九州地区で現在5社の登録施工店を50社程度まで増やすことを目指します。

 

【九州エリア新規募集セミナー開催スケジュール】

・11月26日(木)福岡会場/TKP博多シティーセンター(福岡県福岡市博多区)
・11月27日(金)熊本会場/ホテル熊本テルサ(熊本県熊本市水前寺公園)

 

生産と販売の体制を拡充、強化することで、九州地区におけるSE構法住宅のシェアアップを目指します。

なお、NCNの新指定工場の概要は、次のとおりです。

 

<新設されるSE構法指定プレカット工場の概要>

□名  称:ランバー宮崎協同組合 第1工場棟

□所在 地:宮崎県宮崎市高岡町上倉永2515

□敷地面積:プレカット工場棟(延べ床面積3,000㎡)の1,000㎡部分

□処理工程:両側面加工、上下側面加工、間柱・垂木欠き、スリット加工、のぼり梁加工

□生産能力:月間20

 

<ランバー宮崎協同組合の概要>

□所在 地:宮崎県宮崎市高岡町上倉永2515

      電話:0985-82-0331 FAX0985-82-0321

□設  立:19953

□代表理事:久保国弘

□出資 金:4,000万円

□年  商:8億7千万円(平成20年度)

□従業 員:56

□業務内容:在来工法、金物工法のプレカット、特殊加工、合板・羽柄のプレカット

      主にスギ平角、柱材、間柱、壁板などの乾燥、乾燥処理後の養生、加工・出荷、防腐・防蟻処理、設計支援など。

 

以 上

 

 

SE構法について

 SE構法とは、コンピュータ制御による高精度プレカットによって作られた集成材を軸組部分に採用し、接合部にNCN独自開発によるSE金物を使用することによって、圧倒的な構造強度を実現、大空間や大開口を可能にした住宅構法で、国土交通大臣の一般認定を取得しています。また、CADと連動した立体応力解析を物件ごとに行うことで、「勘」に頼らない、具体的な構造計算のデータを基にした安全性を確保できるため、真に安心して建てることのできる住宅として注目されています。また、施工する工務店も、NCNが開催する講習を受け試験に合格し登録施工店の資格を取得する必要があります。現在522社(20093月現在)が「SE構法登録施工店」として活躍しています。

 創業以来、全棟構造計算・全棟性能保証を実施し、延8,647棟(20093月末実績)の構造計算を行ってまいりました。

 

 

  

 

<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社エヌ・シー・エヌ

総合企画室 松延(マツノベ) まで

電話03-5775-7357FAX03-5775-7350