家の性能は、進化し続けている。


- 目には見えないかもしれませんが、家には「性能」があります。目には見えないからこそ、それは慎重に見定めなければなりません。
間取りや日当り、立地などは、一見して分かるアピールポイントといえるでしょう。しかし、その家の本質や快適さは、耐震性や温熱性などの「性能」によって、初めて適正に評価することができるのです。
記憶に新しい東日本大震災は、この地震大国に家を建てるということについて、私たちに再考を促す契機となりました。耐震という「性能」が、良い家とは何かを考え、選ぶための、必須の条件となったのです。そして今、家の性能はさらに進化を続けています。「その家はどれだけ省エネルギー性に優れているか?」こうしたことまでもが、温熱性能という新しい概念として、評価・判定できるようになってきています。


- 近年、省エネは、家庭や家計にとっての大きな関心事となっています。節電の社会的な重要性もいや増してきています。それらの延長線上には、限りある地球資源をいかに用いるか、地球環境といかに共生していくかといった、エコロジーへの取り組みがあります。
このように21 世紀の私たちは、「省エネルギー」や「節電」、さらには「地球を守る」ことが、根底で繋がり合ったひとつの問題であることを知っています。そのすべてに答えてくれる家、すなわち「できるだけエネルギーを消費しない家」こそが、これからの理想の家になっていくのではないでしょうか。
温熱性能とは、こうした新しい考え方を、数値によって捉え、性能として表現してくれるもの。その家の持つポテンシャルを、客観的価値として浮かび上がらせてくれるものです。家のあり方は時代とともに進化し、設計・施行のテクノロジーも格段に進歩しました。家の善し悪しを見極める術としての、数値に裏打ちされた性能。その重要性は、今後増すことこそあれ、決して減ずることはないでしょう。

