震災の教訓から生まれた、
安全で自由な木造ラーメン構法
独自の構造材
全棟構造計算
SE構法は、独自開発の部材を組み合わせた強固な構造と全棟に対してマンションやビルのような構造計算（許容応力度等計算）を行います。1997年から現在に至るまで地震での半壊・倒壊件数はゼロ。万が一の際も家族と安心して住み続けられます。
高い耐震性を構造材と計算によって実現できるSE構法であれば、従来の工法では従来の工法では難しかった無柱の大空間を安全性を担保しながら実現できます。三台が横並びで停められるガレージハウスや吹き抜け三階建ての狭小住宅、複雑なスキップフロアなど、自由なアイディアを妥協せずに実現することが可能です。
大空間・大開口
SE構法は、従来の構造では難しい自由な空間デザインと高い耐震性能を両立する木造建築技術です。通常では壁や柱を入れなければ成立しなかったような空間や、天井近くまで伸びた大きな窓、伸びやかな空間を演出する吹き抜けも木造ラーメン構造と構造計算によって実現できます。
ガレージハウス
SE構法は、大きなガレージも柱や壁を入れずに建築可能です。三台の車が並べて停められるような大きな空間をビルトインで実現することもでき、メンテナンス時にもゆとりあるスペースを確保できます。
狭小住宅
一般的な敷地より、限られたエリアでのプランニングの必要がある3階建て以上の狭小住宅もSE構法の真価が発揮される住宅です。限定された空間の中で柱や梁を、耐震性能を保ちながら減らせるので、間口からは想像できないような広々とした空間を中で確保できます。
SE構法は、「壁量規定」という大まかな規定によって耐震性を検証する在来工法とは異なり、数々の実験から導き出された性能数値をベースに、「許容応力度計算」というロジカルな設計プロセスを行うことで、「耐震等級」とともに数値的な裏づけのある安心・安全な住宅を実現することができます。
在来工法は壁や筋交いで耐震性を確保するため、大開口や大空間、吹き抜けなどを設けると、耐震性を大きく損なう恐れがあります。それに対してSE構法は、強い接合部をもったラーメン構造の強みを生かして、開放的な空間でありながら高い耐震性を確保した住宅を実現することが可能です。
快適な家の条件として「断熱性能」があります。断熱性能の高い家は部屋ごとではなく建物全体を暖かくすることができ、吹き抜けや間仕切りのない大きな空間を実現できるSE構法の強みが発揮されます。さらに、自然のエネルギーである太陽の光を室内に多く取り込むためには南側に大きな開口が必要。その点においても、大開口を実現できるSE構法の強みが生かされます。
時とともに家族構成は変化し、ライフスタイルはステージごとに変わるもの。それに伴って必要な部屋数、各部屋の使い方や役割も変化していきます。長いスパンで見て、大規模な間取り変更に対応できることが重要になります。スケルトン・インフィルで建てるSE構法なら、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。
日本の木造住宅が中古市場で建物価値を保ったまま流通するためには、その価値が第三者に評価される必要があります。長期優良住宅は、そのために生まれた制度。構造計算によってロジカルな耐震性の裏づけをもつSE構法は、問題なく認定を受けられる性能を持っています。また、間取り変更を自由にできる点も高い評価を得られる理由です。
注文住宅の依頼先として、全国規模の大手ハウスメーカーだけでなく、地域の中小規模の住宅会社を選択肢に考える人も多いでしょう。その際は、大手にも負けない安全性や施工性をもつSE構法登録施工店が相談を承ります。
