「お客様の大切な建築費を1円も無駄にしない。」
お客様の大切な建築費を1円も無駄にしないで、お客様の満足する家を建てる。
住む人すべてが、現在、そして未来に渡って、幸せになれる住空間を提供する。
家づくりに携わるすべての人が幸せになれる仕事を追求する。
我々が目指していることは、時代に逆行しているかもしれません。
創業者の髙橋武雄が大工になったのは、まだ戦後と言われる頃だった。
当時、家を建てることが難しい時代で、ほとんどの人が賃貸住宅に住んでいた。
そんな時代に家を建てようとする人は、目の肥えた厳しい人がほとんど。
その中で大工修行をしてきた髙橋は、自然と家づくりの厳しさを学んだ。
髙橋は、師匠から多くの教えを学んだ。
例えば、そのひとつに「仕事は真面目に真剣に一生懸命にしろ!お施主様は、大工仕事の出来映えを判断することはできないかもしれない。しかし、一生懸命に仕事をしている姿勢はすぐに分かってしまうものだ。」という教えがある。
そうやって仕事の心構えから基本を徹底的に叩き込まれていった。
そして、その多くの教えは、髙橋からあんじゅホームへと伝えられていった。
私の中にもその家づくりの知識、経験そして知恵が植え付けられていった。
だから、あんじゅホームには創業者の髙橋、髙橋の師匠、さらにそのまた師匠からの「日本の家づくりの心」が脈々と受け継がれている。
いつの頃からか、日本の家づくりは間違った方向に進んでしまった。
質よりも量が求められ、合理化が進み、家は工業製品となった。
見た目の美しさや、設備の豪華さで家の善し悪しが決まってしまい、
家づくりの本質が失われてしまった。
現在でも、住宅は釘一本、板一枚から出来ている。
だから、その釘一本の打ち方で、品質に差が出てしまう。
釘一本をしっかり打ち込む、ボルト一個をしっかり締込む。
それは当たり前ことだ。
しかし、その当たり前のことがあまりにも出来ていないのが建築業界の現実。
住宅は工場で作られるモノではない。
現場で多くの人達の手によって造り上げられる物だ。
陶芸家のように、たくさんの作品の中から最良の一品だけを選ぶということは当然できない。
だからこそ、徹底的に現場にこだわるのだ。
住宅は一つとして同じ建物はない。
だから、一つ一つが真剣勝負。
作り手にとっては、たくさんの中の一つかもしれない。
しかし、お客様にとっては一生でたった一度の家づくり。
そして、一生で一番大きな買い物。
その家づくりを任せる建築会社には、大きな期待を持って託すものだ。
「お客様の期待を裏切らない」
一棟一棟が真剣勝負であり、あんじゅホームの挑戦なのだ。