SE構法は、高い耐震性能を維持したまま
大胆な空間の使い方を可能にする、
木造住宅の構造技術です。
SE構法は、自由な空間デザインと高い耐震性能を両立する木造建築技術です。
強い構造躯体と厳密な構造計算で、「安心できる家づくり」と「理想の暮らし」の両立を実現します。
大空間
30畳以上のリビングルーム、高い天井、スキップフロアなど、空間の広さを間取りに最大限活かします。
吹き抜け
狭小住宅でも視覚的に広さを感じられます。自然光を取り込みやすく、日の短い冬も明るい居住空間に。
大開口
大開口内と外をシームレスにつなげることで視界がひらけ、ダイナミックな開放感を味わえます。
毎日のなかで
趣味を楽しむ
愛車と暮らすビルトインガレージ、手軽にレジャー気分を楽しめるアウトドアリビング、都心住宅の屋上庭園など、空間の活用方法は思いのまま。SE構法は、趣味を楽しむ暮らしを「家」で実現します。
この暮らしを見る開放感ある空間で
日々を過ごす
30畳以上のリビングや、最上階までの吹き抜けなど、在来工法では設計不可能な広い空間を実現します。都心などの限られたスペースでも、開放感のある暮らしを楽しめます。
この暮らしを見る自然光をあますこと
なくあびる
壁や柱の少ない設計で、二面採光やL字採光、ガラス張りの中庭や、アウトドアリビングもご提案できます。自然光をたっぷり取り込み、透明感のある明るさに満ちた暮らしを求める方に。
この暮らしを見る自然な近さで
家族を感じる
視界を遮らない間取りは、家族の距離を近づけます。目の離せない小さなお子様や、在宅勤務のご家族の様子も、自然な距離感を保ちつつ見守ることができます。
この暮らしを見るそのときの家族に必要な空間を考える
家族のかたちは、時間とともに変わります。だから、住まいのかたちもそのときの家族にとって最適なかたちを選びたい。部屋を作ったり壁を取り払ったり、「建てた後」もかたちを自在に変えられます。
この暮らしを見る突然の地震に
慌てない
東日本大震災や熊本地震において、SE構法で建築したすべての建物が震災や津波に耐え、構造被害は一棟も確認されませんでした。地震に強い家を選ぶことは、命を守る選択です。
この暮らしを見るSE構法で建てられた住宅は、マグニチュード9.0の東日本大震災、マグニチュード6.5と7.3の地震が連続した熊本地震においても、構造被害が一件も確認されませんでした。地震の強さは、正確には地震動の「加速度」「速度」「周期と波形」の指標で判断されます。あらゆる方向や強い揺れに対して構造が欠損しない強さこそが、求めるべき耐震性です。
在来工法で使用される無垢製材は、材により強度のばらつきが大きく、強度の数値化もできません。SE構法は構造計算を行うため、強度が安定していて計算できる構造用集成材を使います。また強い構造躯体を作るためには、集成材自体の強度も必要です。集成材は、素材となる木材の強度も計測し製造され、無垢材の約1.6倍の強度を持ちます。
SE構法の構造用集成材はすべてエヌ・シー・エヌが指定したJAS認定工場で製造されており、接着剤の塗布管理などを常に検査しています。構造用集成材の接着性能は高く、剥離することはありませんのでご安心ください。
1927年に建てられたコペンハーゲン中央駅では、建造当時の集成材が現在も駅舎の構造躯体として利用されています。現在は当時よりも接着技術がさらに向上していることを考えると、集成材は建築後100年以上耐えうる性能を持つと考えられます。
SE構法の構造計算は、鉄骨構造やRC構造と同じ手法であり、地盤や経年変化の影響、災害によるダメージを加味し、床や屋根の水平構面は変形する前提で解析をします。在来工法の許容応力計算は、床や屋根の水平構面は剛体(変形しないもの)と仮定した、木造住宅専用の簡易的な計算手法であり、地震に対する耐震性は明確に計算できません。
正確には同じではありません。本来、耐震等級1と建築基準法の求める基準は同じであるべきです。しかし、建築基準法で定められた基準のほうが壁量が軽く、建築基準法に沿った耐震性能は不明確になりやすいのが実情です。建築基準法の耐震性能を是正するために、品質確保促進法の性能表示では、耐震等級1を建築基準法で定める耐震性の1.24倍としています。
在来工法では、耐震等級1に対して1.5倍の強度を耐震等級3としています。しかし、在来工法では強度が不明確な製材を使用しているケースが多く、耐震等級を満たしていても、建物によって構造性能にはばらつきがあります。SE構法は、鉄骨造やRC造と同様の高度な構造計算にもとづいて耐震等級3を設定しています。
壁量計算は、地震や台風の際に建物にかかる水平力に対して必要な壁量を確保するための計算であり、災害に対する住宅の安全性能の総合的な保証はできません。一方構造計算は、強度が数値化された木材の使用を前提に、あらゆる災害に耐えられるよう構造躯体や基礎部分を設計するために行います。
SE構法で使用する構造用集成材および構造用合板は、JAS法に定めるF☆☆☆☆を満たしています。シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドの放散量がもっとも少ない木材です。
※JAS法について:日本集成材工業協同組合ホームページ
構造用集成材には「燃えしろ設計」を採用しています。燃えしろ設計とは、火災時に木材の芯が燃えて建物が倒壊しないよう、表面に厚みを足し、中心部を燃えづらくする設計です。所定時間の燃焼後、燃え残った部分のみでも構造部分を支える耐力が残っていることが証明されています。
ご希望の工務店やモデルハウスを探す
以下より、SE構法を取り扱っているお近くの工務店をご検索ください。工務店によっては、モデルハウスの見学が可能な工務店もございます。
ご来店の予約
工務店がお決まりになりましたら、各工務店のホームページに遷移いただき、ご来店・ご来場予約をお願いします。もちろん具体的な設計プランのご相談・ご提案も承りますが、「SE構法について、まずは話を聞いてみたい」というお客様も、ぜひご来店ください。
ご来店当日
プロの担当者がSE構法についてご説明をし、ご希望に応じて設計プランをご提案します。間取りや広さ・ご予算などの条件面はもちろん、ライフスタイルや趣味、憧れる生活など、ご家族のお気持ちとこだわりをぜひお聞かせください。
構造計算、見積もり作成
意匠設計士が設計計画を立て、専門の構造設計士が許容応力度構造計算を行い、部材や太さ、基礎の設計などを決めます。構造提案を含むお見積もりは、無料で作成いたします。
ご契約
ご提案した設計プラン、お見積もりなどをご確認いただき、双方合意の上ご契約となります。