SE構法だからこそ
実現できる多彩な空間

SE構法は、その優れた構造技術によって、在来木造では不可能だった様々な空間を、
高い耐震性も持ちながら自由に実現することができます。

大空間

「木造ラーメン構造」が可能にする迫力の大空間

耐震性を高めるためには多くの柱や耐力壁を必要とする在来木造工法に対して、SE構法はラーメン構造の強みを持つ強い構造躯体によって、耐震性を高めながら開放的な大空間を実現可能とします。
上の建物は、二層分吹き抜けた高さ6mを超える天井高で、南側の広々としたデッキスペースと繋がる、とても開放的なリビング空間を叶えた事例です。構造計算により、必要最小限度の構造躯体で耐震性を持たせることで、余計な柱が景色を遮らず、パノラマに広がる大開口を実現しています。

大開口

壁いっぱいに明るさを取り入れる
大開口窓

壁に頼らないSE構法では、開口窓もできるだけ大きく設置することができます。
眺望や採光のことを考えるとできるだけ開口窓は大きく取りたいものですが、一般的な在来木造で開口部を大きくしすぎると耐震性を落としてしまうこともあり、推奨しないケースも多いです。そこで、木造ラーメン構造によるSE構法だからこそ、耐震性を損なわずに大開口を実現できるのです。
画像の建物は、海と山の両方を一望できる高台に建つ住まいです。それぞれの眺望を生かし、海側には開放的なLDKを、一方の山側にはベッドルームなどのプライベートな空間を配置しています。海側と山側の二面に大開口を設け、窓を開けば室内とバルコニーが一体につながり、室内を心地よい風が吹き抜ける暮らしを実現しました。

吹き抜け

天井高5.5mの
ダイナミックな吹き抜け

木造住宅の構造においては、実は床の存在はとても大きいです。大きな吹き抜けを作るということは、一般的な在来木造では耐震性を低下させる要因にもなりますので、注意が必要です。その点、SE構法では、強い躯体を生かしながら構造計算で家全体の強度を検証しているので、大きな吹き抜けでも安全に設計が可能です。
画像の建物は、LDKは天井高5.5mの吹き抜けで、間仕切りもなく、開放感あふれる広いテラスまで連続した空間となっています。伸びやかな大空間の中にさまざまなくつろぎの居場所が点在し、1、2階をつなぐ吹き抜けが家族の様子をさりげなく伝えてくれます。

ガレージハウス

複数台を駐車できる
広い間口と広々空間のガレージ

SE構法なら、最大3 台まで駐車できる最大間口が9mまでのビルトインガレージを実現できます。敷地に余裕がなくても、自由度の高いプランによって駐車と居住スペースの両方を確保することが可能。写真1枚目のヴィンテージカーを主役にしたガレージは、柱も壁もない約46㎡、間口約7mの大空間。一方、写真2枚目は家の中心にガレージを配し、ガラスの階段と高窓を介してLDKとガレージをつなげたユニークな空間構成です。

スキップフロア

変化に富んだ空間構成と
高い耐震性を両立

スキップフロアとは、隣りあう空間が半階ずれながら連続する、変化に富んだ空間構成のこと。空間がシームレスにつながるので、広がりのある住まいになりますが、スキップフロアと耐震性を両立するのは難しく、在来工法では壁が多くなり、せっかくの開放感が損なわれてしまうことも…。SE構法は、スキップフロアの構造的な弱点を考慮しながら構造計算を行うので、安全にスキップフロアをつくることができます。

狭小住宅

狭小地や変形地でも実現できる
自由なプランと開放感

大空間と大開口が得意なSE構法ですが、狭小住宅でもその力を発揮します。建物が高くなるほど、耐震性を高めるために足元をしっかりと固めなくてはいけません。木造3 階建ての場合、一般的な在来工法では壁量計算で耐力壁が増え、プランが制限されてしまいます。SE構法であれば、家全体で最適な構造のバランスを計算しつつ、自由なプランと吹き抜けを生かした広がりのある空間を実現でき、オーバーハング(2階を迫り出させること)も可能。木造でありながら最大 1.5mまでオーバーハングでき、1 階部分を駐車スペースにすることができます。また、変形地において難易度の高い平面斜辺の設計も可能です。

勾配天井

勾配天井が住まいを
おおらかに包み込む

狭小地や都心部だと、屋根の形状によって最上階の天井高が低くなってしまうことがあります。SE構法であれば、登り梁を使って勾配天井にすることで最上階に広がりを与え、天井の懐を利用して収納にするなど、さまざまな空間の有効利用が可能です。写真は、空間を包み込むおおらかな勾配天井が特徴。屋根から突き出したドーマー窓から光を取り込み、明るく心地よいLDKとなっています。

中庭

光と風を室内に導き、
安心して過ごせる中庭

都心部や住宅密集地で有効なのが中庭型のプラン。中庭をつくることで光と風を住まいに取り込み、明るさと開放感のある住まいを実現できます。プライバシーを守ってくれる中庭の壁も、住宅の構造と一緒に計算することで、しっかりとした耐震性を確保することができます。右の写真は、壁で周囲からの視線をカットし、安心して過ごせる中庭をつくった好例。1階もカーテンを閉める必要がなく、中庭がアウトドアリビングとして活躍してくれます。

モデルハウスで体感する

耐震構法SE構法で建てた住宅を実際に体感していただけます。見学希望の方は事前に工務店へお問い合わせください。

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