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SE構法がバージョンアップしました

技術開発の進化で「より強く、より開放的な」空間を実現します

バージョンアップされた新しいSE構法は、この新しい技術開発によって、より強い構造躯体に進化しました。特に「新耐力壁」は、これまで以上に在来軸組工法では不可能な大空間・大開口を実現します。今回の建築基準法の改正に伴い、在来軸組工法は2026年度から更に義務化される「新しい壁量規程」によって、これまでより設計の自由度が厳しくなります。しかし、この新しいSE構法を採用することで、建築基準法の「壁量規程」に関係なく、空間の自由度の高い設計が可能となります。また、評定上の設計範囲も大きく拡大されたことで、住宅のみならず非住宅大規模木造建築において、更に有効に活用されることになります。バージョンアップされた今回の大きなポイントは以下の4つです。

①新しい耐力壁の開発により、現状の1.5倍超の耐力向上【壁倍率11.7倍相当】を実現
一般の在来軸組工法の方筋交い(壁倍率2倍)の5.8倍の耐力を発揮

これまでの【構造用合板】+【CN釘】による耐力壁でも、在来工法の方筋交い対して3.5倍の強度を持っていましたが、今回新しく開発した【G-BOARD】+【TN釘】による新耐力壁は、在来工法の5.8倍の強度を発揮します。

壁倍率に換算すると11.7倍相当(両面貼で23.4倍相当)となり、これまでのSE構法よりも、更に壁の少ない大空間を安全に実現することを可能としています。

この設計の自由度の向上により、住宅はもちろん、非住宅の大規模木造建築においても大きな効果を期待します。

【G-BOARD】+【TN釘】
壁倍率換算は11.7倍(両面で23.4倍)に相当する短期許容耐力。
(木造仕様規定では壁倍率は2.5倍、両面貼で5倍となっている)
構造用合板使用時:7.6KN/cm G-BOARD:16.2KM/cm(2.1倍)

②国の評定として設計の範囲が大きく拡大

住宅のみならず、近年増えている非住宅の大規模木造建築物に対して、設計可能範囲が大きく広がりました。

大規模木造建築を計画するにおいても自由度は更に広がり、また、実際に確認申請を行う際にも、よりスムーズに進めていくことが可能です。

「SE構法」従来品 → 「SE構法 Ver.3」

階高:4.5メートル → 6.0メートル

最大スパン:12メートル → 制限無し

最高高さ:24メートル → 30メートル

延べ面積:3,000平方メートル → 制限無し

階数:5階建以下(変更なし)

③大規模木造建築用に標準部材を拡大

②と同様に、大規模木造建築に対する対応として、180㎜角の部材を標準化することで、スムーズな設計や施工を実現しました。

特に防火基準において木材を表す際には、もえしろ設計という手法を使いますが、その時にもえしろ分の太い材が必要になり、この新サイズの標準部材が大きく活用されます。

④性能を維持しながら金物をサイズダウン&軽量化

SE構法で使用される接合金物:SE金物について、近年の低炭素化の流れに伴い、軽量化やサイズダウンを実現しました。

コストダウンはもちろん、軽量化による輸送費や施工スピードについても効果を見込んでいます。

大きなポイントとしては、性能を落とさずに最適化としてサイズダウンをしたことがあります。

「SE構法」従来品 → 「SE構法Ver.3」

金物幅:77ミリ → 61ミリ

重量 :4.6キログラム → 3.95キログラム

・製造過程において一部の金物は、溶接工程をなくすことでコストダウン

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