【動画で解説】SE構法の工事監理のポイント(基礎編)
SE構法の現場を初めて工事監理する時、どの点を注意してチェックすればよいのかはわかりにくいですよね。このコラムでは、設計事務所様など建築実務者の方が、SE構法の工事監理を行うにあたって、動画とテキストで詳細にご説明します。
SE構法の基礎工事1(遣り方・捨てコンクリートの施工)
<工事監理のポイント>
・建物位置、対角寸法の精度遵守
・捨てコンクリートレベルの許容値:±10mm以内
SE構法の基礎工事2(アンカーベース・アンカーボルトの施工)
<工事監理のポイント>
・アンカーベース:芯ずれに注意して正確に固定
・柱脚用アンカーボルト:高さ、位置を確認して垂直に固定
SE構法の基礎工事3(アンカーセッター・土台用アンカーボルトの施工)
<工事監理のポイント>
・アンカーセッター:柱脚用アンカーボルトの固定を確認
・土台用アンカーボルト:位置、土台天端からの高さを確認
SE構法の基礎工事4(コンクリートの打設)
<工事監理のポイント>
・立ち上がり基礎:基礎天端の施工誤差±2mm以内
・コンクリート打設後、養生し、再度基礎天端の高さ確認
まとめ
SE構法の工事監理のポイントは「基礎」です。特に柱脚用アンカーボルトの施工精度で決まってきます。基礎の施工が精度高く仕上がれば、建て方自体はプレカットの精度が高いので、施工しやすいことがSE構法の特徴です。
この続きは、「木工事(建て方前)編」でお伝えします。
SE構法の施工に関するご質問は、NCNまでお気軽にお問い合わせください。