これまでの住宅は、決められた間取りのものを買うかプロに提案してもらうのが一般的でした。
しかし、ライフスタイルや価値観が多様化しているなかで住み手が求めているのは家に暮らしを合わせるのではなく、暮らしに合わせて変えることのできる家なのではないでしょうか。
素箱は、建築家の視点から家にとって必要なものを整理しなおし、柔軟でシンプルな必要最低限の設計がされた家を提案します。
「背伸びをしない、ちょうどいい」
このコンセプトは、価格についても一貫しています。
家の基本に立ち返り、本当に必要なものを選択し、そうでないものは潔く切り捨てる。そうすることで1000万円台という価格を実現しました。
素箱には、本当に必要なもの以外はつくられていません。家の原型―安全で身を守れて、あたたかい巣であること―をかたちづくる「構造」、「設備・環境」に、シンプルなデザインと空間を編集できる「可変性」をプラスしているだけ。
素材を選択し、設計・施工の両方について工程を短縮しているので、無駄のない、そして無理のない価格構成となっています。