木造建築.jpは移転しました。

このメッセージは木造建築.jpにアクセスいただいた方に向けて表示しています。

耐震構法SE構法で建てる大規模木造建築のサイトをご覧いただきありがとうございます。木造建築.jpは、2017年4月のリニューアに際して現在表示中のURLに移動しました。旧サイトをブックマークされている方は、お手数ですが新しいURLをご登録いただきますようお願いします。

株式会社エヌ・シー・エヌ

このメッセージを閉じる

WOODEN STRUCTURE中大規模木造

中大規模木造は人や環境に優しい理由

  • 中大規模木造は人や環境に優しい理由 -

木の温かみ、香りは人の気分を和らげてくれる沈静作用があります。木はやすらぎと心地よさをもたらしてくれる優しい材料です。日本は、国土の6割強が森林という森林帯国です。しかし、一見豊かな森林も高齢になった森林は、CO2の吸収量が少なくなるため、計画的に伐採し、有効利用しつつ、伐採量に見合った適切で計画的な植林・森林の育成管理が必要になってきます。木材を使うということも重要な環境貢献になります。

 

<このコラムでわかること>

・中大規模木造は人に優しい

・中大規模木造は環境に優しい

 

中大規模木造は人に優しい

日本の気候風土である「高温多湿」のなかで快適に暮らすには湿度対策がかかせません。木は湿度が高くなると湿気を吸収し、乾燥すると湿気を吐き出すという調整機能を持っています。

木は鉄やコンクリートに比べて熱を伝えにくいという特性を持っています。木の断熱性はコンクリートの約11倍、鉄の約350倍となり、木材が高い断熱性能を有しています。

木は音をバランスよく吸収するという特性も持っています。音響効果を大切にするコンサートホールなどに木造建築が多いのはその特性を有効に活用しているからなのです。

躯体を木造にする事で造作・屋根工事などで地元の大工を活用する事もでき、「地産地消」や「地域の活性化」も実現できます。

 

 

中大規模木造は環境に優しい

木材は「植える→育てる→伐採する」サイクルで森林が適切に循環されることにより半永久的に再生産できる優れた材料です。また、森林のリサイクルがうまく循環することで、国土保全、土砂災害の防止等の多様な機能が発揮されます。木を育て、木を活用することはその森林を守ること(=地球温暖化防止・生物多様性の保全)にも繋がるのです。

樹木はCO2(二酸化炭素)を取り入れ、酸素を放出して成長(光合成)していきますが、成長過程において多くの二酸化炭素を吸収した機能は木材になってからも炭素を固定し続けます。つまり、木造建築は地球温暖化の防止にも役立つのです。

 

まとめ

教育施設の調査において木材利用は、子ども達のストレス緩和、集中力の向上、インフルエンザや怪我の抑制効果などの報告があり、木造の建物は健康にも優しい建築物です。

NCNへのご相談は無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。