木造化の流れを受けて、建築実務者の中には木造を手掛けたく、強い関心を持っている人も増えています。これからの課題は、そうした建築実務者が発注者にどのように木造建築の価値を伝えていくかです。NCNが提供するSE構法には、設計者や施工者に対して木造建築が抱えるさまざまな問題を解決する技術や仕組みがあり、計画から施工までワンストップでサービスを提供できます。

＜このコラムでわかること＞

・中規模木造に取り組む設計者にNCNが協働できること

・中規模木造を建てる施工者にNCNがお役に立てること

中大規模木造に取り組む場合、設計者には業務上、さまざまな工夫と対応が必要になります。主要なこととして下記の項目が挙げられます。

・発注者への説明：木造で計画する理由やメリットなどについての同意を得る

・コストコントロール：事業予算と計画内容のすり合わせ

・構造計画：木造独自の構造を前提として、性能とコストを両立させた構造計画の実現

・防火、耐火への対応：耐火建築物や準耐火建築物の基準を満たす設計や仕様の決定

・工事監理業務：木造独自の施工をふまえて、品質と工期の遵守

SE構法を提供するNCNでは、上記のような課題に対して、設計者の皆様にさまざまなソリューションを提供しています。

発注者への説明用には、中大規模木造やSE構法に関する資料のご提供が可能です。またコストに関するお問い合わせなどにも、常にさまざまな用途、規模の建物に携わっておりますので、リアルタイムに現実的な建築工事費に関する相場感などをお伝えできます。

そして最も重要となる構造計画についてですが、SE構法の強みである構造設計力により、的確でスムーズ、コストパフォーマンスの高い構造計画をご提案します。SE構法で工法を決定していただいた後には、許容応力度計算による構造計算を行ない、確認申請対応からプレカット供給までトータルにサポート致します。

防耐火設計に関しても、耐火建築物や準耐火建築物の実績が豊富にありますのでノウハウも蓄積しています。SE構法では独自の「燃え代計算」の特許も取得しており、準耐火建築物で構造材を現しにする設計も可能です。

工事監理業務についても、SE構法では構造設計とプレカットのCADが連動しており、「構造図＝プレカット図」となっておりますので、プレカット図承認などの実務もとても効率的に実施することができます。基礎や構造躯体部分の施工についても、詳細までマニュアル化されており作業性は良く、プレカット精度も非常に高いため、構造躯体の品質の担保がされております。

中大規模木造を建てる場合、施工者には設計者と同様に業務上、さまざまな工夫と対応が必要になります。主要なこととして下記の項目が挙げられます。

・構造躯体コストの積算

・構造材の調達

・構造材の納期調整

SE構法を提供するNCNでは、上記のような課題に対して、施工者の皆様にさまざまなソリューションを提供しています。

構造躯体コストの積算ですが、SE構法では構造強度の高い接合部をベースに、柱・梁などの構造躯体部材を、構造用集成材の住宅用一般流通材が標準としておりますので、他の金物工法と比較してもコストパフォーマンスの高い見積り金額を提示することができます。

中大規模木造の工期を考える時に問題となる構造材の調達についても、NCNでは年間で1500棟以上の住宅用プレカット事業も行なっており、構造用集成材の手配に関しては全く問題ありません。

構造材の納期についても、全国各地に提携するプレカット工場があり、プレカット発注から現場納品まで1～1.5ヶ月程度（特注材がある場合でも2ヶ月程度）で納品が可能です。

SE構法を提供するNCNでは、設計者や施工者の皆様にさまざまなサービスやソリューションを提供しています。設計や積算に関しては主に構造設計や木造建築に関するノウハウでサポートさせていただき、施工に関してはコストパフォーマンスの高い構造躯体コストや短納期でサポートさせていただきます。

NCNへのご相談は無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。