コウゾウノハナシ

【コウゾウノハナシ vol.16】総合力を生かす-大空間建築への挑戦 (木質・大空間建築への展開)

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建築デザインと構造

総合力を生かす-大空間建築への挑戦 (木質・大空間建築への展開)

日本の文化は、豊富な森林とともに育まれてきた。環境が注目されている今日、木は自然が育てた持続可能な素材で、空間に温もりや柔らかさを与える感性をもつ。
構造材として木の性能を生かした合理的なシステムを考えれば、感性と論理性が融合した空間構造が創れる。

■出雲ドーム
プロジェクトの建設地は、近くに出雲大社を控えた山々を背景にした田園風景が広がる地域である。ここでは、木と紙による日本の伝統文化を継承を試み、建築のモチーフを蛇の目傘に求めた。
建築のイメージは傘そのものだったが、構造は柄から傘の骨を支えている部分に注目した。ドラマチックだったのは、地組したユニットの中央に設けた仮設支柱を押し上げる建方工法で、徐々に立ち上がるドームのパフォーマンスは市民、特に子供たちの興味の的であった。斉藤公男先生と協働し、共に悩んだ思い出のプロジェクトである。

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