耐震構法 SE構法

施工実例GALLERY

2016/05

クリーンライフ本社ビル

SE構法の門型フレームダブル使いで、スキップフロアのオフィスが実現

西側ファサード。/「吹き抜け1」を見上げる。

「クリーンライフ本社ビル」は、大阪市都島区に建つ3階建てのオフィス。ビルメンテナンス業を営む15名ほどの会社の本社ビルで、立地は住宅や商店などの小規模建物が密集する地域である。もともと隣に建つビルにテナントとして入っていたが、今回の土地が空いたため新築することになった。

社長室から見る。

施主であるクリーンライフの大野氏は、15名の社員たちのコミュニケーションが取れる空間を希望し、設計者の「PLANET Creations 関谷昌人建築設計アトリエ」の関谷氏は、縦方向にも横方向にも間仕切りのない空間を、スキップフロアで実現した。3階建てでありながら、縦方向には実に6層で構成され、空間としては領域を分けつつ、社員同士が常にお互いの気配や存在を意識できるようになっている。建物の奥に配置された社長室からですら、各フロアはもちろん、前面道路まで見通すことが出来る。

構造担当は、SE構造生みの親「播設計室」の播繁氏。この空間が実現するまでの工夫やアイデアを聞いた。スキップフロアということで、階段の数が多く、通したいところに梁が通らない、外力に対する梁と柱の接合部が少ないことでひとつひとつの接合部に対しての負担が増える等の条件があり、それを克服するために門型のフレームを採用した。また経済的メリットを考え、大きな部材を使わず、流通している部材をダブルで使ったということだった。

「室1」壁面を見る。

内部レイアウトも構造に合わせて合理的に配置されている。壁に向かって配置された各デスクのスペースは、構造材の内法に合わせているので見た目もスッキリだ。また壁にデスクが配置されたことによって中央部分は共有スペースとなり空間としても使いやすい。まず、作りたい空間があり、構造がそれに応え、空間を作り込む段階で構造に沿った配置を実現させており、デザインと構造がうまく呼応した事例である。

階段/吹き抜け上から見下ろす。

設計
PLANET Creations 関谷昌人建築設計アトリエ / https://planet-creations.jp/

SE施工
株式会社ハンワコーポレーション

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