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コウゾウノハナシ

【コウゾウノハナシvol.007】構造設計のアート(術)

建築デザインと構造

構造設計のアート(術)

 ここでいう「アート」とは、単に構造設計の工学的知識だけでなく「構造デザイン」を進めるために必要な美的な感覚と知識、構造技術「技(わざ)」、そしてデザインチームの一員として知的な仕事をするための「術(すべ)」という意味を指している。これから構造家をめざしている若い構造エンジニアたちこの「アート」の部分に注目して欲しい。そうすれば、構造設計に対する興味がひろがり、モノつくりがどんなに楽しいかが理解できると思う。巷にデザインが溢れている今日、建築に構造の美的な貢献が必要だと思う。力学的な合理性を逸脱せず、デザインとして美しいシステムとプロポーションの創造が望まれている。
私が日頃、気にかけているのは、空間構成の美しさと心地よさで、そこに構造が貢献して建築が洗練されていくのを見定めることが構造家の役割だと考えている。

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播 繁

播 繁

長年鹿島建設に勤務し丹下健三氏との協働で赤坂プリンスホテル新館、フジテレビ本社ビル、また、長野オリンピック記念アリーナなど大規模建築の構造設計を手掛ける。
1997年の独立後​は岡山ドーム、埼玉県立武道館等の公共施設のほか「SE構法」の開発など、木造住宅の耐震化にも取り組んだ。
平成29年9月5日没 享年79歳

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