SE構法Instagramはこちら

地震と住宅の新常識

ハウスメーカーと工務店の違いを知ろう | 両社の特徴・選び方のポイントとは

  • Facebook
  • twitter
  • Pocket

ハウスメーカーと工務店の違いを知ろう | 両社の特徴・選び方のポイントとはのインデックス

家を建てる際に、ハウスメーカーと工務店のどちらを選ぶべきか迷われることが多いかもしれません。今回は、ハウスメーカーと工務店の違いを、両社の特徴とメリット・デメリットと共に解説します。これから家を建てようとお考えの方は、両社の特徴を理解するための参考にしてください。

ハウスメーカーとは

ハウスメーカーとは、大手の住宅建設会社のことで、全国規模で事業を展開している企業を指します。各地に営業所を持ち、対応エリアの広さが特徴です。

工務店とは

工務店は、地域密着型の住宅建設会社で、地元の特性やニーズに応じた家づくりを行います。設計の自由度比較的高く、施主の細かな要望に対応できるなどの特色があります。

ハウスメーカーと工務店との違いを項目別に紹介

ここからは、ハウスメーカーと工務店の違いを5つの項目別にご紹介します。

規模

ハウスメーカーのなかでも大手のメーカーの場合、全国各地に営業拠点を持っていることが多く、どのエリアにいても家づくりの対応が可能です。すべての会社で対応しているわけではありませんが、建設予定地が自宅から遠い場合に、自宅近くの営業拠点で打ち合わせを進めてくれるメーカーもあります。

一方、工務店は中・小規模な企業が多く、地域に根ざした運営を行うのが特徴。工務店の規模にもよりますが、対応エリアは近隣や隣接している都道府県までです。

設計の自由度

ハウスメーカーは、いくつかプランが用意されており、そのプランから好みのものを選択するシステムが採用されていることが多いようです。プランをカスタマイズすることも可能ですが、このような場合は追加で費用がかかる可能性があります。あらかじめ決められたプランをベースに設計をする場合、自由度には制限が出る場合があります。

工務店の場合は会社によってシステムが異なり、選択肢の中から希望の間取りやデザインを選んで建てる規格住宅を取り扱っている会社もあれば、完全オーダーメイドで建てられる自由設計を採用している会社もあります。自由設計の会社であれば建材や設備の縛りもなく、家の隅々まで好きなものを取り入れることが可能です。

コスト

建築価格だけで言えば、ハウスメーカーは大量生産によるコストダウンが期待できます。ただし、ハウスメーカーは宣伝費や営業費などの費用が上乗せされることが多く、工務店と同じ仕様・プランで比較すると比較的コストが高くなる傾向があります。

工務店は自由設計で家を建てるため、一見高いと思うかもしれませんが、大手のハウスメーカーのように営業費や宣伝費などが上乗せされる可能性は低いため、コストを抑えた家づくりが可能です。

施工精度

ハウスメーカーの多くは、システム化された施工方法で家づくりが進められます。手順がマニュアル化されていることも多く、完成した住宅は一定の品質が保たれています。

工務店の場合、家づくりに携わる職人の技術に依存する部分が大きく、会社ごとに差がある場合も。工務店で家づくりをする場合、技術力の高い職人さんのいる会社かどうかなどを見極めることが大切です。

工期

ハウスメーカーは施工がマニュアル化されており、仕様が決まれば効率的に作業ができる傾向があるようです。
工務店での注文住宅づくりはデザインから始まり、設備や仕様を細かく詰めていくため施主のこだわりが反映できる反面、打ち合わせには時間をかける必要があります。

ハウスメーカーのメリット・デメリット

ハウスメーカーのメリット・デメリットには以下のようなものがあります。

【メリット】
・施工品質が安定しやすい
・知名度やブランド力がある

【デメリット】
・建設費用は高めな傾向
・自由設計が難しい場合も

ひとつずつ解説します。

施工品質が安定しやすい

ハウスメーカーで作る住宅は、施工自体がマニュアル化されていることが多く、1棟1棟の住宅の品質が安定しています。

知名度やブランド力がある

大手のハウスメーカーはテレビCMやインターネットなど、広告による知名度やブランド力があります。また、住宅展示場があるハウスメーカーも多いため、家づくりを始める前の情報収集も幅広く行うことができるでしょう。

もしも将来家を売却することになっても、有名ハウスメーカーで施工した住宅は家の状態が良い場合、売却のアピールのひとつになります。

建設費用は高めな傾向

ハウスメーカーと工務店の違いのところでも触れたように、ハウスメーカーは広告掲載に費用をかけているぶん建築費用が高額になる傾向があります。

ただし、全てのハウスメーカーが高額というわけではないため、いくつかのメーカーを比較すると良いでしょう。

自由設計が難しい場合も

ハウスメーカーの家づくりの自由度はあまり高くありません。自由設計を謳っている会社でも、なんでも自由に決められるわけではなく、いくつかの選択肢の中から設備や仕様を組み合わせていくことがほとんどです。

完全に自由に設計するわけではなく、選択肢がある程度決められているからこそ、大量生産によるコストカットも可能に。プラン外の希望を出せることもありますが、建築費用が高くなる可能性があります。完全に自由な家づくりをすると決めることが多くてわからないという場合は、選択肢がある程度限られるハウスメーカーのプランの方が、家づくりの具体的なイメージが湧きやすいかもしれません。

工務店のメリット・デメリット

次に、工務店のメリット・デメリットは以下のような点です。

【メリット】
・地域密着色が強い
・自由度が高い

【デメリット】
・会社によって品質に差が出る可能性がある
・打ち合わせの回数や時間が増加する傾向がある

こちらもひとつずつ見ていきましょう。

地域密着色が強い

工務店は小中規模の会社が多く、営業拠点を持っている場合でも市内や県内に限定されます。地域密着色が強いため、その土地の気候風土に合った家づくりが叶うでしょう。

また、工務店によっては、施工担当が営業を兼ねていたり、自社に施工担当がいたりすることもあるため、密なコミュニケーションで家を建てる側の希望が伝わりやすいのがメリットです。エリア内で家を建てる場合、気になることや万が一のトラブルの際にも迅速な対応をしてもらえる可能性が高い安心感もあります。

自由度が高い

自由度の高さも工務店でのメリットのひとつ。工務店は設計についての制限がハウスメーカーよりも多くないため、建てる側の要望が反映された家づくりが可能です。間取りやデザインについても、工務店の方が希望が叶いやすいでしょう。

会社によって品質に差が出る可能性がある

最近は、工務店でも工場でプレカット加工した材料を使うことが大半ですが、設計や施工についてはハウスメーカーほどシステム化されていないことがほとんど。職人さんの知識や経験によって家づくりの工程で品質に影響が出る可能性があります。

工務店ごとに強みや特徴はそれぞれ異なるため、その工務店の口コミや評価をチェックしたり、いくつかの工務店で比較検討したりすると良いでしょう。

打ち合わせの回数や時間が増加する傾向がある

工務店で注文住宅を建てる場合、あらかじめ決まっている仕様があるわけではなくひとつひとつ打ち合わせをしながら施主と二人三脚で家づくりや仕様選定を行うことが多く、こだわりが多い場合はどうしても打ち合わせの時間や回数が増えてしまいます。
建築にかかる期間を事前に工務店をシミュレーション後にスケジュールを策定し進めていければ安心です。

ハウスメーカーか工務店か?決め方ポイント

ここからは、ハウスメーカーか工務店か、決め方のポイントをご紹介します。

自由度の高さなら工務店を選ぶ

自分の理想の家を建てるため、設計の自由度を優先する場合は工務店へ依頼する方が良いでしょう。

費用を抑えるなら工務店かローコストメーカーを選ぶ

家づくりについて予算を決めている場合は、工務店の方が金額を抑えられます。ただし、ハウスメーカーによってもローコストメーカーという言葉が出てきているように、建設費を抑えた住宅を提供する会社も出てきています。迷う場合は工務店・ハウスメーカーの間で予算面での比較検討がおすすめです。

アフターサービスの内容は事前に確認を

知名度が高く、ブランド力のある会社を選びたいなら、ハウスメーカーがおすすめ。長期的なメンテナンスやサポート体制が整っていることも多いです。ただ、工務店の場合トラブル等にスピーディーかつ柔軟に対応してもらえることも多いため、アフターサービスやメンテナンス内容は事前に確認すると良いでしょう。

ハウスメーカー・工務店両方の長所を取り入れた家づくりとは

ハウスメーカーと工務店にはそれぞれいくつかのメリット・デメリットがあります。両社の違いで最大なものは「コスト」です。ハウスメーカーのほうが会社の規模が大きく安心な部分もありますが、細かい部分で融通が効きにくい傾向があります。一方で工務店は施工が職人任せなイメージが先行するため、品質にもバラつきが出がちなイメージもあるでしょう。

ただ、ハウスメーカーと工務店、両社の長所を取り入れて家づくりをすることも可能です。例えば、家づくりの工程をシステム化している工務店を選べば、自由設計を叶えながらも施工にムラが出る心配はなくなり、コストも抑えられた家づくりができるでしょう。

SE構法の家は、ハウスメーカーにも遜色ない耐震性や大空間を実現した思いのままの注文住宅が手に入ります。SE構法施工店は一定の審査や基準をクリアした会社のみが登録できるシステムのため、建物ごとに品質がバラつく心配がありません。

SE構法の家について具体的にご紹介します。

SE構法は登録工務店のみによる施工

SE構法とは、鉄骨造やRC造で使われる「ラーメン構造」を木造住宅に取り入れた、地震に強いうえに大空間・大間口が叶う家の作り方。住宅1棟1棟に独自の構造計算を実施し、家の耐震性・安全性を数値によって証明しています。

SE構法認定資格を持つ工務店が施工

SE構法の施工ができるのは、研修を受けて試験に合格したSE構法施工管理技士が在籍する「SE構法登録施工店」のみです。

徹底した品質管理

SE構法では、家づくりの各工程に設けられた詳細なマニュアルに沿って施工が進められます。主要工程においてはSE構法の品質基準を満たしているかどうか確認することで、施工する住宅ごとに品質のバラつきが出る心配がなくなります。

最長20年の構造性能保証

SE構法では、最長20年の「SE住宅性能保証制度」を設けています。
保証期間は、完成引き渡しから10年間は無償保証、その後指定された検査メンテナンスを行うことでさらに10年間の保証延長が可能です。

ハウスメーカーと工務店の違いを知って理想の家を建てよう

ハウスメーカーと工務店にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。そのため、家づくりをする場合自分のニーズや希望に合わせてハウスメーカーか工務店かを選ぶことが大切です。設計の自由度、費用、アフターサービスなどを総合的に考慮して、ご自身にとって適した選択をしましょう。

高い耐震性能と自由で大胆な空間デザインを両立する、耐震構法SE構法

SE構法は、木造住宅の構造技術です。丈夫な材料とラーメン構法による強い構造躯体と、一棟一棟に対する基礎から上部までの厳密な構造計算を行う点が最大の特長です。私たちの特長を是非ご覧ください。

SE構法とは…

株式会社エヌ・シー・エヌが開発した構法で、集成材とSE金物による堅牢な構造媒体を持ちすべての建造物に対してひとつひとつ構造計算(許容応力度等計算)を行うことで、

  • 木造でありながら地震に対する安全性
  • 壁や柱が少ない室内での「大空間」
  • 大きな窓を採用し光を取り入れる「大開口」

を同時に実現できる構法です。
(施工は全国の登録工務店でしか行うことができません。)

SE構法について
もっと詳しく知る

新着記事

SE構法で家を建てたい方は
お近くの登録施工店でご相談ください

SE構法の家を実際に体感したい方は
全国のモデルハウスへご来場ください

SE構法の導入を検討されている
工務店の方へ

SE構法導入について
Page Top