耐震構法 SE構法

施工実例GALLERY

2016/07

ベストライフ杉並

制約ある構造躯体に自然素材のあたたかみを取り入れた介護付き有料老人ホーム。

東京都杉並区の住宅街に建つ「ベストライフ杉並」は介護付有料老人ホームである。施主のIさんは一級建築士であるが、設計は友人に依頼し、自らは事業計画や助成金の申請など、多岐にわたるマネジメントに徹した。

最近は老人ホームなどの福祉施設でSE構法の採用が増えている。IさんがSE構法を選んだ理由は、鉄筋コンクリートに比べて撤退しやすいこと、コストが安く抑えられることだった。

なぜ撤退を視野にいれたのか。現在、65歳以上の高齢者人口は増え続けており、そのピークは2042年頃とされている(人口問題研究所のデータより)。つまり今から26年後にピークを迎え、その後縮小傾向になる。現在、老人福祉施設も高齢者人口とともに増え続けているため、ピークを過ぎれば過剰供給になるおそれがあるためだ。

今回のプランニングにあたって、課題は法規制の厳しさだった。床面積、高さともに、いわば目いっぱいで成り立っているため、設計面からもSE構法ならではの無柱空間が不可欠になっている。1階には事務室ほか管理諸室と浴室、食堂、厨房などをおさめ、2、3階にはそれぞれ15床ずつ居室を設けることができた。

余分のない空間設計的だが、エレベーターホール周辺の壁面は、左官仕上げを取り入れており、室内のところどころに木を感じさせる手仕事が目に留まる。外観もぐるりとスギ板による壁面仕上げにし、住む人、訪れる人がホッとする温かみのある建物に仕上がった。

設計
戸塚アーキテクツ / https://www.tots-archi.com/

SE施工
相羽建設株式会社 / https://aibaeco.co.jp

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