
広島県の工務店エヌテックにとって初の非住宅となる建築物。2面が道路に面し、バス停のある敷地に、1階はエヌテックの事務所、2階と3階は賃貸集合住宅の建造物となりました。
バス停のある道路の反対側から見ると、2棟に分かれているように見えますが、それはバスを待つ人々のため。敷地境界から建物をセットバックさせてポケットパークのようなスペースを確保し、路地にかけて30種類以上の植栽を植えることで公共的な心地よい場を提供しています。

骨組みにはSE構法を採用しているため、各所に無柱の大空間を実現。1階には柱が4本のみで6台置ける駐車場、大空間の事務所とギャラリーがあり、広々とした体感を得ることができます。

2、3階の賃貸住宅は全15戸。高効率給湯器や高性能サッシを採用し、断熱性と調湿制に優れた住環境を実現しています。またワンルーム以外の部屋は、部屋の中央に水回りを集めて回遊できる間取りとすることで、家事動線がスムーズになり、限られた面積でも住み心地が良く、居場所をいくつも感じられる部屋を目指しました。


木造3階建ての共同住宅は60分準耐火建築物とすることが必須であるため、壁には強化石膏ボードを、軒天にはケイ酸カルシウム板を二重で施すことに。骨組みの施工には約1ヶ月以上かかりましたが、その間街の人々に大規模な木造建造物の存在をお披露目することになり、完成後は新しい街のシンボリックな存在として注目を浴びています。

耐震構法SE構法で建てた住宅を実際に体感していただけます。見学希望の方は事前に工務店へお問い合わせください。