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理想のリビングの広さとは?快適な空間を作るためのポイントを解説

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理想のリビングの広さとは?快適な空間を作るためのポイントを解説のインデックス

住まいの中でも特に多くの時間を過ごすリビングは、家族でくつろぐ特別な場所。できるだけ広く快適にしたいと思っても、他の居住スペースとのバランスもあるためどの程度の広さが適切なのか悩むことも多いでしょう。

広く快適なリビングを実現するには、自分たちに必要なリビングの広さを把握し、広く見せるためのコツも取り入れるのがポイント。注文住宅ならではの設計手法やインテリアの工夫で、リビングを広く見せるコツを解説します。

リビングルームとは?

リビングルームとは、主に食事をするダイニングスペースの近くに作られ、生活の中心となる場所です。テレビやソファを置くことが多く、家族が集い団らんする場所として使われます。リビングという呼び方は洋室に多く、和風建築では「茶の間」や「居間」と呼ばれ親しまれてきました。

最近では、LDKというキッチンやダイニング、リビングが一体となった間取りが人気です。そのため、「リビング」だけでLDK全体を指すことも多くなっています。

注文住宅の理想的なリビングの広さとは

リビングをLDK全体の広さで考えたとき、4人家族での平均的な広さはおよそ16畳~20畳。機能性が求められるキッチンに対し、食事をする場であるダイニングやくつろぎスペースのリビングは、家族の人数や配置する家具によって必要な広さが異なります。

キッチンの広さは、カウンターキッチンなら4〜4.5畳程度、アイランドキッチンなら6畳程度。4人家族なら、ダイニングとリビングでそれぞれ5.5畳以上のスペースが目安です。椅子を引くスペースや、人がすれ違うスペースなどを考えると、5.5畳のダイニングには4人掛けのダイニングテーブルが適しています。

リビングではテレビ台などのスペースを考えると、使いやすいソファのサイズは2~3人掛けです。お客様を招待したときのために広めのダイニングテーブルを使いたい方や、リビングにゆとりを持たせたい方は、目安よりも広めの18畳~20畳のLDKを考えるとよいでしょう。

快適なリビングの広さを決めるポイント

家族が一緒に過ごす時間の長いリビングを快適にしたければ、平均的な広さはあくまで参考にして、それぞれのライフスタイルに合わせて考えるのが大切です。快適なリビングの広さを考えるための、3つのポイントを解説します。

家族構成で決める

リビングの広さは、家族構成を基準に考えましょう。家族の人数が異なれば、ダイニングで使用するテーブルの広さや、椅子の数も変わります。現在の人数から必要な家具の目安を考え、今後家族が増える予定があるなら、余裕を持たせるためにあらかじめ人数に含めて考えてください。

今後のライフプランも見据えて決める

リビングの広さは後から簡単には変えられないため、今後のライフプランについてもよく考えなければなりません。子どもの独立や親の介護など、将来的な家族構成の変化も含めて考えておくと、後悔が少なく満足度の高いリビングに仕上がります。

リビング続きの居室があるなら、部屋の仕切りを引戸にしておくと、全体を広いリビングにしたり個室に変えたりもできるため、家族構成の変化に合わせやすいです。

家具・家電のサイズで決める

足を伸ばしてくつろげるソファや、家族と一緒に映画を楽しむための大型テレビなど、事前にリビングに置きたいものが決まっているなら、家具や家電のサイズからリビングの広さを考えましょう。

またLDK一体型のリビングが希望なら、キッチンのサイズや形状によっても、必要な広さは異なります。特に四方が壁に接していないアイランドキッチンや、アルファベットの「L」の形をしたL型キッチンは、設置に十分なスペースが必要です。

ダイニングテーブルを置く位置など、スペースの使い方も大きく変わるため、アイランドキッチンやL型キッチンが希望なら、早めにハウスメーカーや工務店の担当者に相談しましょう。

注文住宅のリビングを広く見せる設計手法

設計の自由度が高い注文住宅なら、空間の見せ方にこだわり、実際のスペース以上に広々としたリビングを実現可能です。注文住宅ならではの、4つの設計の工夫を紹介します。

吹き抜けで縦に空間を広げる

 

リビングを広くするときはつい横方向のスペースを考えがちですが、吹き抜けで空間を縦に繋げれば、開放感のある広々としたリビングになります。リビングを広く見せるだけでなく、吹き抜け高い位置に窓を取り付けられるので採光が良くなりますし、風通しが良くなりにおいも残りにくいのが魅力的です。

他の階にいる家族の様子がわかりやすいので、子育て世帯にも人気があります。

外に視線が抜ける大きな窓を作る

 

リビングに大きな窓を取り付ければ、視線が外に抜けやすく、実際よりも広々としたリビングに感じられます。大きな窓は自然光を室内に採り込みやすいため、昼間から照明をつける必要もありません。

窓やドアといった住宅の開口部は、外気温の変化に影響を受けやすいため、大きな窓を取り付けるときは断熱性能の高い窓を選ぶのがポイントです。

バルコニーやウッドデッキと繋ぐ

 

バルコニーやウッドデッキと隣接したリビングにするなら、境界線を極力なくして、バルコニーとウッドデッキと一体に感じられる見た目にするとよいでしょう。具体的には、天井まで届くハイサッシの採用や、リビングのフローリングと同じ色目のウッドデッキタイルなどをバルコニーの床材に使う方法が効果的です。

バルコニーやウッドデッキ部分もリビングの延長として感じられるため、リビングに開放感と広さが加わります。

スキップフロアで立体的な空間を作る

 

スキップフロアとは、1つの階層の中で段差を活用し、まるで複数のフロアがあるような変化をつけた間取りのこと。ドアや壁で仕切らずに段差のみで変化をつけているため、リビングを一続きの空間として広く感じられます。

スキップフロアは機能面だけでなく、おしゃれで個性的な見た目も楽しめる、注文住宅ならではの間取りです。

リビングを広く見せるインテリア術

間取りの工夫だけでなく、インテリアの見せ方にもこだわればリビングはさらに広く感じられます。リビングを広く見せるための、3つのインテリア術を見ていきましょう。

適切な収納を作る

リビングは家族が集まる場所のため、自然とモノが集まりやすいです。モノが溢れたリビングは雑然とした印象になってしまうため、各自で整理整頓を心がけるためにも、適切な収納場所を用意してください。

収納はソファの近くやテーブルの下など、すぐに手が届く場所に設置するのがポイントです。生活感をなくしたい場合は、扉付きの収納棚や、飾り棚などインテリアの一部として楽しめる収納を用意しましょう。

色合いに統一感を持たせる

リビングを広く見せたければ、できるだけ色合いを統一し、壁面や天井には白やアイボリーといった明るめの色を使うのがおすすめ。ソファやテーブル、カーテンもできるだけ色合いを統一し、クッションやカーペットをアクセントカラーにして楽しむのもよいでしょう。

背の高い家具は隅や窓側に配置する

背の高い家具を多く並べると、圧迫感が生まれ、部屋を狭く感じやすくなってしまいます。リビングを広く見せるなら、視線の集まりにくい部屋の隅や窓側に、背の高い家具を配置しましょう。できるだけリビングの入り口から離れたところに配置した方が、視線が部屋の奥に向かいやすく、空間を広く見せるのには効果的です。

広々としたリビングを作れるSE構法とは

開放的で広々としたリビングを叶えるには、柱や壁をできるだけ少なくして、一続きの大きな空間を作る必要があります。しかし柱や壁は建物の躯体を支える大切な部分であるため、むやみに減らすと十分な耐震性を維持できません。

高い耐震性能を維持しつつ、従来の木造建築技術では難しい自由度の高い設計と、開口部の広さを叶えたのが「SE構法」です。SE構法が持つ、3つの特徴を解説します。

ラーメン構造が空間の自由度を高める

日本の木造住宅では、柱と梁を組み合わせて建物の構造を作る「在来工法」が、伝統的に用いられています。屋根から先に組み上げるため、雨の多い日本の気候風土に合った工法として、長く親しまれてきました。しかし耐震性を高めるには構造を支える「筋交い」を増やさなくてはならないため、在来工法は壁や柱の少ない、開放的な間取りには不向きとされています。

SE構法では、鉄骨造でも用いられる柱と梁を強固に接合した「ラーメン構造」を取り入れ、筋交いを必要としない構造躯体そのもので、建物の耐震性を高めました。壁や柱を少なくすることができるため、木造住宅でありながら、自由度の高い空間設計が可能になるのです。

構造計算によって耐震性が証明されている

構造計算とは、床の積載荷重をはじめ、屋根や壁などの固定荷重といった「建物のすべての重さ」を予測し、地震や台風などに建物がどの程度耐えられるかを科学的に計算するもの。高層ビルやマンションといった鉄骨造・鉄筋コンクリート造の建物では一般的ですが、法律での義務付けがなく、コストもかかるため、日本の木造住宅ではまだ普及していません。

その中でSE構法は、すべての建物で構造計算を実施。耐震等級についても、構造計算での証明により最高等級を取得できます。

家族のスタイルによって間取りを変更できる

SE構法は、鉄骨造に用いられる「ラーメン構造」を木造住宅に応用し、耐震性の高さと設計の自由度を高めた工法です。躯体と基礎・外壁などの構造部分(スケルトン)と、インテリアや設備・仕切り壁など(インフィル)が独立しているため、間取りを大きく変えるダイナミックなリフォームにも対応できます。

SE構法なら、子どもの成長に合わせて1部屋を2部屋に分けたり、車椅子でも生活しやすいように壁を取り除いたりなど、家族構成の変化やライフスタイルの変化にも柔軟に対応し、長年住み続けられる住まいを実現できます。

SE構法が叶える広く快適なリビングと理想の住まい

家族でくつろぎの時間を過ごすリビングは、広く快適であるほど満足度も高まります。SE構法を使った注文住宅なら、耐震性能はそのままに吹き抜けや大きな窓など、開放感を高めた広々としたリビングを実現可能です。

広く快適なリビングのある住まいで大切な家族と長く住み続けたい方は、SE構法の登録施工店での家づくりを、ぜひご検討ください。

高い耐震性能と自由で大胆な空間デザインを両立する、耐震構法SE構法

SE構法は、木造住宅の構造技術です。丈夫な材料とラーメン構法による強い構造躯体と、一棟一棟に対する基礎から上部までの厳密な構造計算を行う点が最大の特長です。私たちの特長を是非ご覧ください。

SE構法とは…

株式会社エヌ・シー・エヌが開発した構法で、集成材とSE金物による堅牢な構造媒体を持ちすべての建造物に対してひとつひとつ構造計算(許容応力度等計算)を行うことで、

  • 木造でありながら地震に対する安全性
  • 壁や柱が少ない室内での「大空間」
  • 大きな窓を採用し光を取り入れる「大開口」

を同時に実現できる構法です。
(施工は全国の登録工務店でしか行うことができません。)

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