株式会社エヌ・シー・エヌ

プレスリリースPRESS RELEASE

2024/01/10プレスリリース

エヌ・シー・エヌ、大規模木造店舗の構造現場見学会をMUJI HOUSEと共催

佐賀県初「SE構法」による約2,500平方メートルの大規模木造店舗

 

株式会社エヌ・シー・エヌ https://www.ncn-se.co.jp/(東京都千代田区、代表取締役社長:田鎖郁男、以下「エヌ・シー・エヌ」)は、独自に開発した建築システム「SE構法」による大規模木造店舗の構造見学会を、関連会社である株式会社MUJI HOUSE(東京都豊島区、代表取締役社長 堂前宣夫、以下「MUJI HOUSE」)と共催で2024126日(金)に開催いたします。

 

この度、構造見学会を開催する物件は、「SE構法」による木造ラーメン構法により実現した佐賀県初となる約2,500平方メートル・平屋建ての大規模木造店舗で、設計・施工をMUJI HOUSE、構造設計をエヌ・シー・エヌが行います。木造の強固な構造躯体をご覧いただく貴重な機会となります。中大規模木造建築を検討されている設計者、施工者の方はぜひご参加ください。

 

店舗イメージ(実際の物件とは異なります)

 

持続可能な社会の実現に貢献するため、「SE構法」による建築物の木造化を推進

SE構法」は大規模な木造建築物の技術を基に開発された技術であり、耐震性の高さに加えて、従来の在来工法では実現が難しい大空間を実現することができます。MUJI HOUSE2003年より「SE構法」を採用し、「無印良品の家」を中心とした建築事業を行い、これまで約3,000棟以上の住宅の建築実績がありますが、これらの技術・設計および施工実績を、今後は店舗の木造化・木質化へと活用していきます。

 

さらに、MUJI HOUSEは親会社である株式会社良品計画とともに、農林水産省と「木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」(以下、「協定」)を2023531日に締結いたしました。これは、良品計画グループの「建築物の木材の利用に関する構想」および「木材の利用の促進に関する構想」について、良品計画グループ、農林水産省が連携・協力することにより、良品計画グループによる取組を促進し、構想の達成に寄与することを目的としたものです。

 

エヌ・シー・エヌでは、MUJI HOUSEへ木造建築物の合理的かつ安全な木構造技術、建築物の省エネ等の積極的な推進に向けた技術提供や、木造店舗等に利用する木質部材や供給体制の構築等の取組についての情報提供を推進しています。

エヌ・シー・エヌとMUJI HOUSEは、この度の佐賀県における大規模木造店舗をスタートに、資源循環型・自然共生型・持続可能な社会の実現に貢献するため、「SE構法」による建築物の木造化・木質化を推進してまいります。

 

店舗イメージパース(実際の物件とは異なります)

 

■見学会概要

タイトル:大規模木造店舗 構造現場見学会 in唐津

開催日 :2024126日(金)

開催時間:15151630

主 催 :株式会社エヌ・シー・エヌ

共 催 :株式会社MUJI HOUSE、株式会社木構造デザイン

開催形式:現地構造見学会

集合場所:佐賀県唐津市町田 ※お申込後に詳細をご連絡いたします。終了後は現地解散となります。

定 員 :30

参加費 :無料(予約制)

プログラム:物件概要解説/現場自由見学

申し込み:事前予約制

https://www.ncn-se.co.jp/large/event/sagaevent2

申込期限:2024122日(月)

 

■物件概要

名 称 :(仮)大規模木造店舗計画

建設地 :佐賀県唐津市町田

用 途 :店舗

構 造 :木造平屋建て

延床面積:2,453平方メートル

設計施工:株式会社MUJI HOUSE

構造設計:株式会社エヌ・シー・エヌ 特建事業部

 

■中高層建築で木造を選ぶメリット

中高層建築を検討する際に、木造を選ぶメリットには「意匠性」「軽量性」「資産性」などがあげられます。
「意匠性」としては、柱や梁などの木材を見せることで優しく柔らかな室内空間の演出が可能です。保育園や高齢者施設などからの採用が増えてきています。「軽量性」では、木造は鉄骨造に比べて軽量なので、基礎工事において予算削減や工期短縮などの効果が見込めます。軟弱地盤である、予算と時間が限られている、などの事例を検討する際には有利になります。「資産性」としては、木造は減価償却期間が鉄骨造より短く節税効果が得られます。また、メンテナンスを適切に行うことで、建物を耐用年数よりさらに長く使用することも可能です。

 

SE構法による中高層木造建築実例

 

SE構法による大規模木造建築 上:高齢者施設/下:診療所

 

 

SE構法による大規模木造建築 上:店舗/下:幼稚園

 

 

SE構法

SE(Safety Engineering)構法」は、従来、鉄骨造やRC造において主流だったラーメン構法を木造住宅に取り入れ、安全かつ便利に利用できるようにシステム化したエヌ・シー・エヌ独自の木造建築システムです。 

軸組部分には高精度な構造用集成材、接合部には独自開発の高強度なSE金物を使用することで、圧倒的な構造強度を実現します。すべての建物に構造計算を実施、そのデータをもとに設計をすることで、優れた耐震性能と自由度の高い空間を兼ね備えた木造建築物を実現します。大開口、高い吹き抜けを自在に配置することができるので、パッシブな家づくりに適した構法としても注目されています。

 

■会社概要                                                                     

株式会社エヌ・シー・エヌ  https://www.ncn-se.co.jp

代表者:代表取締役社長 田鎖郁男

所在地:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-13-5 赤坂エイトワンビル7階

TEL:03-6897-6311  FAX:03-6770-4228

設立 :19961211

資本金:39,085万円 (20233月末現在)

従業員数:144名(構造設計一級建築士3名、一級建築士18名、二級建築士16名)(20234月末現在)

 

□事業内容

・木造システム「耐震構法 SE構法」の提供

・建築ネットワーク事業

・建築関連サポート

□子会社

・株式会社MAKE HOUSE

・株式会社木構造デザイン

・株式会社翠豊

□関係会社

・株式会社MUJI HOUSE(無印良品の家)

  SE住宅ローンサービス株式会社   

 

                                                                        

■本リリースへのお問い合わせ

株式会社エヌ・シー・エヌ 企画推進室:安藤・石渡 TEL03-6897-6311 mail : press@ncn-se.co.jp

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