＜公報資料＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2011年9月12日 

ＳＥ構法　認定長期優良住宅　1,000棟　突破

長期優良住宅認定取得サポートの利用率70％
工務店へのサポート体制が、認定を後押し

 

株式会社エヌ・シー・エヌ
本社：東京都港区赤坂4-8-14
社長：田鎖郁男、資本金：1億円

全棟構造計算書付きのSE構法を独立系住宅ビルダー、工務店による全国のSE構法登録施工店を通じて供給している株式会社エヌ･シー・エヌ（以下　ＮＣＮ、URL：http://www.ncn-se.co.jp/）は、ＳＥ構法登録施工店による「認定長期優良住宅」が1,000棟を達成しましたので、ここにお知らせします。

ＮＣＮでは、ＳＥ構法の理念である「資産価値のある家づくり」に向け、2009年4月から施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」（以下、長期優良住宅法という）について積極的に取り組み、長期優良住宅先導的モデル事業に３年連続で採択されるなど、当初から「長期優良住宅」には積極的に取り組んだ結果、ＳＥ構法登録施工店での「認定長期優良住宅」が2011年8月末時点で、1,084棟になりました。

認定長期優良住宅については、2009年4月～2011年7月まで累計195,630戸（一戸建て住宅）/国土交通省発表資料　となっております。2011年8月末には、200,000戸を超えようとしています。正確な統計情報はありませんが、認定長期優良住宅の90％以上は、ハウスメーカーとパワービルダーで、工務店は5～10％ではないかといわれています。そうしたなかで考えると、ＳＥ構法登録施工店の1,000棟という実績は、工務店のなかでは、ＳＥ構法は５～10％のシェアと考えられます。

認定長期優良住宅の取得については、法施行当初から、手続きや書類作成への対応が必要でした。ＮＣＮでは、法施行前の2009年4月より、業界に先駆けて、「長期優良住宅支援室」を新設し、ＳＥ構法登録施工店の長期優良住宅認定サポートを行ってまいりました。
この長期優良住宅認定サポートサービスの利用率は、全体の1,084棟のうち716棟の約70％の利用率となっております。この割合としては、自社で申請可能な企業を除くと、ＳＥ構法登録施工店の中心である地場工務店のほとんどの方にご利用いただいており、認定取得への効率化により、工務店の認定取得を後押しした結果といえます。

ＮＣＮでは、法律施行当初から積極的に長期優良住宅に取り組んできた結果、1,000棟突破という実績となりました。
３年目を迎える長期優良住宅への取り組みにより、全国450社のＳＥ構法登録施工店のなかで、すでに「長期優良住宅を標準仕様」にしている方が多くなってきており、さらに、2011年度になると、すでに認定支援サポートをご利用いただいたＳＥ構法登録施工店のなかでは、自社で長期優良住宅の申請（認定業務）を行う方もでてきています。
そうした結果、「ＳＥ構法の認定長期優良住宅比率も、常に50～70％」となってきております。今後も、ＳＥ構法による認定長期優良住宅が増えていくことが確実と考えられます。

ＮＣＮが目指す「資産価値のある家づくり」に対し、長期優良住宅は重要なものであるととらえ、今後も積極的に進めていきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

以　上

■ＳＥ構法について
ＳＥ構法とは、コンピュータ制御による高精度プレカットによって作られた集成材を軸組部分に採用し、接合部にＮＣＮ独自開発によるＳＥ金物を使用することによって、圧倒的な構造強度を実現、大空間や大開口を可能にした住宅構法で、国土交通大臣の一般認定を取得しています。また、ＣＡＤと連動した立体応力解析を物件ごとに行うことで、「勘」に頼らない、具体的な構造計算のデータを基にした安全性を確保できるため、真に安心して建てることのできる住宅として注目されています。また、施工する工務店も、ＮＣＮが開催する講習を受け試験に合格し登録施工店の資格を取得する必要があります。現在450社（2011年3月末現在）が「ＳＥ構法登録施工店」として活躍しています。　創業以来、全棟構造計算・全棟性能保証を実施し、延10,670棟（2011年3月末実績）の構造計算を行ってまいりました。
※本文中記載の社名、及び商品名は各社の商標または登録商標です。

 

＜本件に関するお問い合わせ先＞
株式会社エヌ・シー・エヌ
総合企画室　松延（マツノベ）　まで
電話03-5775-7357、FAX03-5775-7350