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2010/11/29インフォメーション

松代建設工業株式会社 ここから半径300m以内にSE構法の物件が5軒もあるんです。

善光寺の周辺環境にSE 構法は最適。
そして二世帯住宅が、今増えています。

善光寺の大本願の裏手で、松代建設工業の社員が解体作業を行なっていたときのこと。
原種苗店の原さんから声を掛けられた。

「あなたたち、家は建てられるの?」
「これが私たちの善光寺地区でのSE 構法の始まりでした」
と語るのが設計担当の酒井良子さん。

善光寺とその周囲には重要文化財を始めとする歴史建造物が多い。原さん宅は耐火基準の厳しいエリアにあるだけでなく、1階を店舗として使用できるスペースを確保すること、さらに木造住宅を望んでいた。

「これらの条件をクリアするにはSE 構法しかありませんでした。そして2007 年にこのエリアでの一棟目が竣工したんです」。

一棟目の現場を目にした仲見世通りに店を構える「いち善」から発注がやってきた。

すると今度はいち善の現場を見た、向かいの店から依頼がやってきたのである。
「大空間を備え、木造の趣も得られる。仲見世ではSE 構法の特徴をいかんなく発揮できる。でも店の前の石畳がネックで……」
と苦笑しながら話をしてくれたのは営業の青木康彦さん。

参道の石畳は長野市の史跡認定を受けており、資材搬入のたびに石畳を養生せねばならないのである。

「参拝客が少なくなる夕方5 時以降から厚いゴムマットを敷くのですが、これが重い。またクレーンも使えないので、集成材は人力で持ち上げるしかない。力勝負になるのは、この場所ならではの特徴でしょうね」。

現場が顧客の連鎖を生み出し、わずか3 年で、仲見世通りを中心とした半径300m圏内に5 軒のSE 構法物件を手掛けることになった。同社は特殊な場所で独自のノウハウを積み重ねることで、独断市場を作り上げたのである。

一方で徐々に売り上げを伸ばしているのが二世帯住宅だ。
これまで個別に家を建てるのが一般的だったが、昨今の景気の影響で二世帯住宅を選ぶ傾向にあるという。
居住人数や生活パターンが変化する二世帯住宅だからこそ、SE 構法が得意とするスケルトン&インフィルの特徴が活きる。

そこでこの発想を一歩進め、壁を作る代わりに仕切りとなる独自家具を製作。家具の移動で簡単に空間調整ができるアイデアを提案しているという。また若い世代は広い空間を望むそうだが、こちらもSE 構法なら大空間も実現可能だ。同社の平均的な二世帯住宅は2 階建て、延べ床面積50 ~ 60 坪、中心価格帯は3000 ~ 4000 万円。
 「この価格を高いと思わせない、充実した内容になっています」と酒井さん。しかし過去にはアイデアごと他社に持っていかれ、悔しい思いもしたそうだ。以来、SE 構法でなければ作りえない家を提案している。

 
 

松代建設工業では、オリジナル住宅『ゼニット』を提案する。
これはSE 構法×長期優良住宅を標準とするというもの。
「私たちは最初のプランを提出するときに価格も提示します。ゼニットの場合、坪単価65 ~70 万円と相場より高めですが、家の性能や仕様、そしてアイデアはトップレベルです。ライバルはローコスト住宅ではないので」( 青木さん:右)。
「性能の高さを備えていることはもちろんアイデアもたっぷり詰まっています。私たちは、木心地(ここち)よい家づくりをコンセプトに、木の温もりを感じる家づくりを行っています」(酒井さん:左)。


松代建設工業株式会社
長野県長野市青木島1-2-1
TEL 026-284-2318
http://www.matuken-nagano.jp/

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