これからの家づくりは、家の強さも発注する
家のデザインは依頼先に発注ができますが、暮らしの基礎となる安全性を示す「家の強さ」は発注が難しく、建て主にとって指標になるポイントも明確ではありませんでした。
「家づくり構造計算ナビ」は1棟1棟すべての家について構造の性能をチェックします。家を建てるエンドユーザーに理想のライフスタイルや地域特性が、家の強さと密接に関係している事を理解していただき、構造計算を行う前にチェックすべき項目を数値として、エンドユーザー自身が家の強さを発注するシステムです。
耐震、耐風、家の重さなど、安心・安全に暮らすために気になる住まいの数値を建てる前に知り、家の強さが可視化されることで、漠然と抱き続ける自然災害発生時の、我が家への不安が解消します。

デザイン性が高い自由設計でも、安全な家づくりが可能に
人気のある大胆な吹抜けや大開口の窓。車が2台入る広いインナーガレージ。蔵書や趣味のレコードが多い。週末には多くの友人とパーティーを開きたい。このような理想の暮らしやデザイン性の高い自由設計のために「家づくり構造計算ナビ」は必要な家の強さを計算します。自由な要望から安全な設計を実現するために、一棟一棟確実に構造計算を行う事で開放的でありながらも丈夫なデザインと、確かな安全性が両立する木造注文住宅を実現する、家づくりのこれまでにないサービスです。

建てる前に強さを知る。建てた後に強さを保証
「家づくり構造計算ナビ」は、建物の安全性に影響を及ぼす５つの力についてチェックを行い、それらすべてが数値として発注可能となります。具体的には、初回面談の際に「ＳＥ構法 リクエストシート」を使いながら、「家の重さ」「屋根の重さ」「地震について」「風について」「中地震の揺れ幅について」という項目の希望条件を選びます。構造計算でチェックするために必要な項目を数値として確認することで最適な強さを、建てる前に知る事ができます。この「ＳＥ構法 リクエストシート」を元に構造計算をした確かな数値は、「家づくり構造計算ナビ報告書」として報告され、構造安全性能を保証します。

大地震時の安全性を数値で確認する構造計算が、本当の耐震構法
特に気になる住まいの耐震性ですが、「家づくり構造計算ナビ」では大地震時の安全性も数値で確認します。
10年に一度発生が想定される中地震（震度5強程度）で、家の揺れ幅をどの程度抑えるかを確認することに加え、100年に一度発生が想定される大地震（震度6強程度）で、構造躯体が倒壊・崩壊しない事も必須項目としてチェックします。

■「家づくり構造計算ナビ」概要
□名　称　　　：家づくり構造計算ナビ
□開始日　　　：2018年10月30日（火）
□紹介ページ　：https://www.ncn-se.co.jp/navi
□関連動画配信：「地震や台風に負けない家づくり ＳＥ構法の構造計算」（4分36秒）
：YouTube「構造チャンネル」
□対象　　　　：ＳＥ構法を採用した注文住宅
□料金　　　　：ＳＥ構法構造費用に含む

□家づくりの流れと「家づくり構造計算ナビ」
１　面談 ＜家づくり構造計算ナビ＞「ＳＥ構法　構造リクエストシート」で、
家の重さ、屋根の重さ、地震、風、中地震時の揺れ幅について、大地震時の安全性をチェックします。
２　プランニング・設計
３　見積もり
４　契約
５　構造計算 ＜家づくり構造計算ナビ＞「ＳＥ構法　構造リクエストシート」で希望する内容と設計図をもとに構造計算を行いその結果をまとめ「家づくり構造計算ナビ報告書」を作成します。家の総重量、耐震等級、耐風等級などを具体的な数値で表し、構造や安全性を確認します。
６　図面確認
７　加工・納品
８　検査
９　完成・引渡し