地震や台風に強い構造、美しい意匠。これらは、ミリ単位で制御することによって生み出された構造部材がもたらします。
耐震構法SE構法は、構造部材の品質基準や性能が明確であることとトレーサビリティが条件となるため、供給プロセスを整備しています。これに伴い、品質協定を結んだ指定プレカット工場以外からの供給を認めていません。供給された構造部材の品質管理の証として「出荷証明書」を発行しています。お客様に安心していただけるシステムです。
耐震構法SE構法は、大手住宅メーカーと同等、もしくはそれ以上の設計生産システムによって、品質が保証された構造部材を供給しています。設計の際に使用されるSE-CADは、さまざまな実験で評価済みの性能情報を取り込んだSE構法専用のCAD。このSE-CADの構造設計データがそのままプレカット工場へ連動され、正確な情報が反映されています。プレカットはコンピューター制御の下、設計図通りにミリ単位の精度で加工されるため、水平・垂直を寸分違わぬように組み立てることが可能です。高い安全性をお約束するために、どこよりも厳格な精度品質を求めています。
①コンピューター管理システム
②受け入れ検査
③プレカット・ドリフトピン穴あけ
④スリット加工
⑤プレカット
⑥プレカット検査
⑦ハンガーボルト打ちこみ
⑧接合金物取り付け
⑨出荷検査