部材、接合部の強度が明確だから構造計算が可能。建物の強さがわかる。それが耐震構法SE構法です。
耐震構法SE構法では、平角柱を使用した耐力フレームにより、強さを保ちながら、大開口や車3台のスペース確保をも可能にするビルトインガレージなど、ラーメン構造による木造住宅の可能性を広げています。
無垢材は自然素材であるが故に、強度にばらつきがあり、構造計算を行うには不向きな素材です。そこで耐震構法SE構法では、一定の強度が保たれた集成材を使用しています。
近年問題視されているシックハウス症候群に対応するため、ホルムアルデヒドの放散量がほとんどない、JASで認められた「F☆☆☆☆」等級の安全な集成材を使用しています。
世界最大の森林認証統括組織であるPEFCのCoC認証を取得。これにより、耐震構法SE構法が、持続可能な方法で管理されている森林から採取した木材の供給・管理システムを有することを証明しています。
規制により厳しい制限がある柱や梁を室内で見せる「あらわし」も、耐震構法SE構法なら可能。市街地にある準防火地域の建物や大型建築物などでも、木の質感にとる安らぎを味わえます。
柱や梁に使われる集成材は、それを構成するひき板1枚1枚、柱梁1本1本の強度が検査されています。水分量は含水率15%以下、MSR(マシーンストレステッド)による強度試験をクリアしたものを使用しています。