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藤原徹平 MAKEHOUSE Concept

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「内と外の家」 藤原徹平

二重線のグリッドで光や風の通り道をつくる。

自然を無理なく内部に取り込む家。

 SE構法の最大の利点は、信頼できる剛接合、接点の強さということです。住宅全体の接点の数を増やして全体の強度を担保することで、建築の境界をもっと環境に開かれたものにできると考えています。
 住宅を閉じたハコから開かれた住環境に変えたいと考えています。そのために、多重線グリッドというパーツの集合のアイデアが有効であると考え、今回の展示で提案します。
 日本の気候、特に関東地方 以南は世界の中でも居住に適した穏やかな気候帯です。「内と外の家」では、住宅のどの場所にいても、季節や時間の豊かな変化を感じながら生活できます。環境にいかに開き、環境をいかに取り込むか、次世代の住宅を考えたいと思います。